ねぇヌナ、またオレの事・・・3【JK】 (ページ6)

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「決まらないの？」

オレの腕に腕を絡め体重を乗っけながら顔を覗き込むヌナ

JK「ん、、、、、、急に言われてもな」

店員さんにｸｽｸｽ笑われてマジはずかしい・・・

色々お礼に何か買ったあげるって張り切ってるヌナが全体重をかけて絡みついてくるけど

「弟さんビクともしませんね＾＾鍛えてらっしゃるのね」って。

「そーなんですよ～こ～～んな可愛いウサギちゃんみたいな顔してるんですけどね(笑)
無駄な筋肉いっぱいなんですぅ～この子ったら」

店員さんと笑いあってる・・・けど。

ずっと気になってた。

通りすがりに向けられる視線

『ｸｽ(笑)かわいい姉弟ね』

『弟くんあんなに可愛い顔してるのにマッチョ。マジタイプだわ～』

『お姉ちゃんも可愛くてしょうがないんだろうね』

『あんな弟居たら私も自慢した～い』

『対応塩だけど弟くんもお姉ちゃん大好きが顔にでちゃってるし、ギャップ萌え！』

聞こえてきたのはそんな声。

誰一人として言わなかった。
オレが望んでいる関係を示す一言を・・・

聞こえる声は100％姉弟設定のオレとヌナ。

間違いじゃないけど・・・

JK「ヘラヘラしてんな。」

急に不機嫌になったオレに店員さんも驚いていて、、、
またやったなオレ、

「え～、出たなブラックうさぎ！もうお腹すいちゃったの (笑)人参買ってあげるから行こう！！ど～～もぉ～お騒がせしました～」

キャロットスムージとか持たされドタドタ歩くオレには慣れっこのヌナが

「ヌナが選んでいい？」

JK「ん、それがいい」

「ふ、(笑)」

売場を移動したヌナが選んでくれたのはカメラのストラップ３本。

バイトとかで貯めたお金でやっと3つカメラを揃えていた。

たいした金額のものじゃないけどオレにとっては宝物。

ストラップもいつかは交換したいなって思っていたけど、正直そこまでは手が回らない。

欲しいものはかなり値の張るものばかりだったから・・・

しかもヌナの手に収められた３本はオレが欲しかったもので

JK「ヌナどうして」

「言ったでしょ。ヌナはジョングクの事はなんでもわかっちゃうって(笑)」

に、してもだよ・・・

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