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ヌナの手が迷ってるのがわかる・・・
「ｼﾞｮﾝｸﾞｸ、、」
JK「ん、いいよ」
そう言って袖をめくりあげた。
指先が傷跡に触れると少し驚いた顔をしたヌナ。
指で傷痕をなぞりながら「ごめんね、、痛かったよね、、ｺﾞﾒﾝﾈ、、、」って。
JK「ん、でもヌナも痛かったよね」
うんんってぽろぽろ泣きながら首を振る。
JK「もっと早く助けに行けたら、、、」
うんん、って・・・
JK「１人にしてごめん、、そばにいなくてごめん!守ってやれなくて、ぅっ、、ご、、めん」
情けないけど下を向いたまま涙が止まらない。
オレの左手は右腕にあるヌナの左手を掴んだまま・・・
「ｼﾞｮﾝｸﾞｸ？」
JK「・・・・・」
「ｼﾞｮﾝｸﾞｸ、、泣かないで・・・」
顔を上げるとヌナが笑っていて余計に泣ける。
「もぉ、」って言いながらオレの涙を拭ってくれて
その手を取ってヌナを見つめた。
JK「ヌナごめん。こんなオレだけど、、ヌナのそばにいたいんだ、、
オレがヌナの隣にいちゃダメかな、、、、好きだよ、
オレ、、ヌナが好き」
こんな時に、、
泣きながら気持ち伝えるなんて
ホント情けないけど、、、
真っすぐヌナを見つめると
「ありがとうジョングク。」って
涙でヌナの顔が滲んでく。
それっきり何も言わないヌナにやっぱりダメなのかな・・・って
涙を拭い何度もうなずくと聞こえた声
「私も、、ジョングクが好き。」
JK「・・・ホントに？」
ん、って少し微笑みながらうなずいてくれたヌナ。
JK「ヌナ、、、」
腕にあったヌナの左手をベッドの上で包み込む。
だけどなんか気持ちがザワザワしてた・・・
わかっちゃうんだよ。
わかっちゃうのはテヒョンイヒョンだけじゃない
オレが生まれた時からの付き合いなんだよ
どうせ、自分といたらとか思ってるんだろうけどさ・・・
だからきっと
「でもごめん、ジョングク」
ほらね。
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作者名：myu
| 作成日時：2021年1月13日 13時
