ねぇヌナ、またオレの事・・・3【JK】 (ページ26)

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TH【グガ、、ヌナ帰ったんじゃないの、ヌナならあり得ると思うんだけど、、、】

JK【あり得ない！ないよヒョン、、家の中の状況を考えると自分から居なくなったわけじゃない。】

TH【家の中って、、】

JK【リビングが物で散乱してた】

ふぅぅぅぅ、、、、

ヒョンが大きく吐き出した呼吸が聞こえた。

TH【グガ、よく聞いて】

JK【ん、、】

何度もうなずく。

TH【口に出すのも嫌だけど、、ﾋｮ、、、や、ソジンさん】

JK【ん。】

TH【警察には連絡できそ？】

JK【警察にはユンギヒョンが】

TH【ユンギヒョン休みなんだ(笑)】

たまに聞こえるテヒョンイヒョンのｸｽって笑いに
トゲトゲした心が少しだけ柔らかく、まぁるくなってオレもちょっと笑えた。

ユンギヒョンとの会話をヒョンに話すと
【そっかよかったヒョン居てくれて、グギ一人じゃなかったんだね】ってホッとしたような声。

この間、ほんの数分の時間のはずなのに聞こえてきたサイレンの音

JK【ヒョン！警察来たみたいだから一旦切るよ！】

TH【グガ待って！このまま切らないで、心配だから・・・オマエにまで何かあったらオレ無理だから】

JK【っ！オレにまでって、、何言ってんだ！このヒョンは。とにかく下、行く】

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「キムさんですか？」

JK「はい」

「ご近所からこちらのお嬢さんの叫ぶ声が聞こえて車に押し込まれたと通報がありまして」

・・・叫ぶ、、、ｺｴ、、車に、、

一瞬ふらっとして壁に手をつき怒りを体の中に思いっきり押し込める。

耳元からはオレの名前を必死に呼ぶテヒョンイヒョンが声が聞こえるけど

JK「キム・Aです。ボクは弟のキム・ジョングクです。ヌナは結婚でイギリス在中ですが相手の暴力で今は帰国中でした。向こうで裁判の手続きも進んでます。たぶんそいつに、、」

「わかりました。お相手の方のお名前は」

口にも出したくもない

「あの、、、」

JK「な、まえは、、ムン・ソジンです」

TH【グガ！ジョングガ！グギ返事しろ！グガ！！！】

耳元で痛いくらいに聞こえて響き渡るテヒョンイヒョンの声は次第に低く怒りに震えている。
それは返事をしないオレになのかアイツになのか・・・

その間にも家の中には何人もの警官が居て、家の外にも人が集まっていた。

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