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あぁ … やばい …

お腹いっぱいすぎて苦しい 。









お店を出ると 、もう真っ暗 。


…… そりゃあ 、そうか 。


21時回ってるもんね 。








「 も ー 、Aちゃん

俺が払うつもりだったのに ！！ 」








テヒョンくん 、

ここは俺が払いたい ！！ って

誘ったのは俺だから ！！ って

お店でうるさかったけど



私はちゃんと自分の分は自分で払った 。







だって 、

借り作りたくないしさ …







それに …






「 私 、あぁいうのは

きっちりしたいタイプ 。

女だからって男に奢ってもらうの

当たり前にしたくないし 。」








私の言葉に 、にひっと笑うと

ピ ー スをするテヒョンくん 。









「 Aちゃんが彼女になったら

俺 毎日 牛丼食べさせてあげるよ ！ 」








ノ ー サンキュ ー 。









「 …… 毎日とか絶対無理だから 。」









てか 、テヒョンくんの彼女になる日なんて …


私には 、きっと … 来ない ？ はず ……








「 あ ！！ Aちゃん見て ！！

すげ ー デカい星ある ！！ 」







不意に嬉しそうに空を指差す彼に








「 …… え 、どこ ？ 」







言われて慌てて顔を上げると 、







「 あそこ ！ 右の方 ！

チカチカしてんの ！！ 」









…… ちょ 。汗






「 テヒョンくん …

あれ 、飛行機のライトだから 。

ほら … 動いてるじゃん 。」









「 え ー ！！ … あ 、マジだ 。」








…… 馬鹿か 。









…… でも 、夜空 すごく綺麗 。


見入ってしまう 。



久しぶりにこんなじっくり見たかも 。








「 星 、見に行きたい 。」







ボソッと独り言のつもりが

テヒョンくんには聞こえていたらしく

空から私へと彼の視線が向けられる 。








「 Aちゃん 、星 好き ？ 」







「 うん 、普通に 。

プラネタリウムとか好きだよ 。」








「 ふ ー ん 、プラネタリウム 。

俺 、行ったことないや 。」








うん 、だと思った 。

テヒョンくん向いてなさそうだし 。







上映してる間 、寝てそうだもん 。









「 あ 、私 こっちだから 。

じゃあね 、テヒョンくん 。」






「 え 、ここでいいの ？

俺 、最後まで送るよ ！？ 」









…… 結構です 。(キッパリ)









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