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「 あ ！！ Aちゃん ！！ 」





'' Aちゃん ！！ '' じゃね ー よ 。




どうして 、

テヒョンくんがこんなとこいんの 。








「 え 、二人何 、知り合い ？ 」







平凡男子の一人が

面白がるように私達を指差す傍で

女子達の鋭い視線 。







どう説明しよう 、そう思いながら

口を開こうとしたとき 、

隣のテヒョンくんが先に口を開いた 。









「 Aちゃんはね 、俺の好きな … ひ … ふぐっ 」








きっと 、

'' 俺の好きな人 ''

って彼は言おうとしたんだと思う 。







だけど 、慌てて

その口を手で押さえた 。







今 、そんなこと言ったら

絶対 合コン 盛り下がるじゃん 。








「 ご 、ごめんなさい 、

すぐ戻るから ！！ 」








テヒョンくんの口を押さえたまま

彼を店の外へと連行 。







店をでた瞬間 、

口から手を離すと彼は嬉しそうに笑った 。









「 Aちゃん ！！

俺ら運命じゃない ！？

こうやってここで会えんの ！！ 」








「 どうして 。」







「 へ ？ 」









「 テヒョンくん 、

私のこと好きなんだよね ！？

それなのにどうして合コン来んの ！？

何 出会い求めちゃってるわけ ！？ 」







さっきは驚きがでかかったけど

こうして二人になると 、



私のことを好きって言っておいて

合コンに来ている彼に

腹が立ってきた 。気にくわない 。





そんな 、そんな …

いい加減なやつだったの ？










「 え 、合コン ？ 何それ ？ 」







「 は ？ 」








きょんとん 。顔なテヒョンくん 。







お互い頭に間違いなく

'' ？ '' マ ー クが浮かんでる 。







「 …… テヒョンくん 、

これ 、 合コンだって分かってる ？ 」







一応 、聞いてみる 。







「 え ？

俺 、飯 誘われただけだよ ？ 」









え 。



…… まさか 、認識してない ？




てか 、合コンって聞かされてなかったんだ ？









「 何だ 、そうだったんだ 。

知らずにきたのか … 」









って 、どうして

私はホッとしてんだろう 。









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