�� ページ45
.
「Aヌナが幸せそうなのはいいことですけど…倒れたばかりなんだからヒョンがしっかりして下さいよ」
「分かってる。今日も早く帰る約束した」
「当たり前ですよ。俺だってヌナとご飯行くの我慢してるのに」
「はいはい、仕事が落ち着いたら3人で行こう」
「約束ですよ」
「それが狙いだっただろう」
「バレました？俺だってヌナに構って欲しいんです」
そんなジョングクに苦笑する。やっぱりAはみんなのAだね。せっかく想いが通じ合ったわけだから、独り占めしたい気持ちもあるけれど。でもみんなに愛されてるAだから。そんなAが好きだから。俺だけがAを占領しちゃだめだよね。
「ありがとう。お前も心配してたって言ってAちゃんと休ませるから」
「当たり前です。ユンギヒョンが珍しく何も言わないですし、テヒョニヒョンが止めてくださいね」
「ユンギヒョン、か…」
ジョングクの言葉に思い当たることがあり考えを巡らす。最近の2人はどこかおかしい。嫉妬するぐらい2人の距離は近いはずなのになんだか距離を感じる。昨日だってユンギヒョンに嫉妬したはずなのに。
「なんかAがユンギヒョンのこと避けてるんだよね」
「たまにありますよね、そういうこと。すごく分かりにくいですけど」
本当にこのマンネはよく周りを見ている。そしてよく気付く。俺なんかよりちゃんとAとユンギヒョンのことを見ているかもしれない。
「今度ゆっくり話聞いてみる」
「それがいいんじゃないですか」
ずっと俺に厳しいこと言ってたジョングクだったけれど、ちゃんとAのことは俺に任せてくれて。ジョングクもAが心配だからそうやって言ってくれる。
やっぱり俺よりしっかりしてるって思うと同時に、そんな風に接してくれるジョングクの存在を有り難く思う。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 383人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！なかなか話がすすみませんが、ようやくここまできました。引き続きお楽しみ頂ければと思います (2018年11月28日 22時) (
レス) id: de71ef5888 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 藍さん！！！更新されて一気にここまで読んじゃいました！！これからも頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年11月28日 17時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍
| 作成日時：2018年11月28日 0時
