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「Aの傍にいたいから大丈夫でも行くよ」
「うん、わたしもテヒョニと一緒にいたいからおいで」
ああもう。やっぱりAはさらっと俺の喜ぶようなことを言う。昨日あんなにもやもやしていたのに。ユンギヒョンとAの深すぎる関係に不安になっていたというのに。すぐにAから愛情を感じて嬉しくなっちゃう。
「そのまま泊まっていてもいいかな？」
「それはわたしはなんとも言えないな〜ヒョン達は怒らない？」
「…ナムヒョンに許可もらっておくね」
「そうしてね。無断は駄目だよ」
「はーい」
別に否定はされなかったから、A自身は俺が泊まるのは問題ないのかな。Aのことだから泊めさせてくれないと思ったけど。
どうしよう。ヒョンの許可が下りなくて泊まれなかったとしても嬉しいかも。Aがそう思ってくれるだけで。
「えへへ、A好きだよ」
「どうしたの、突然」
「今、すごくそう思ったの」
「そうなの？嬉しい。わたしも大好きだよ」
ふんわりと笑って本当に嬉しそうに言ってくれるから、胸がぎゅって締め付けられる。ああ可愛すぎる。愛おしさが溢れてこのまま抱きしめてキスしたい。早く仕事が終わればいいのになんて、身勝手なことまで思ってしまう。
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「テヒョニヒョン気持ち悪いんですけど」
舞台袖で出番を待っている時に横から冷たい視線を向けられ、そんな酷いことを言われる。
「今は何言われても気にしない」
「うわー幸せボケ過ぎてうざさを通り越してますね」
「羨ましいならそう言いなよ」
「本当にうざいです。Aヌナは俺にも甘いですから、ヒョンと同じような扱いは受けるんで羨ましくありません」
ジョングクが自信満々に言うからちょっとムッとするけど、でもAがジョングクに甘いのは事実だし。でも今なら俺の方が絶対にAからの愛を感じてるから気にならない。
「なんでもいいですけど、そのにやけた顔で舞台に立たないで下さいね」
「気を付ける」
「そう言いながら口元緩んでますよ」
「ちょっとぐらい許して。Aが可愛すぎるのが悪い」
そう言う俺にジョングクは盛大にため息をついて、駄目だわと首を横に振った。俺のが一応年上なんだけど。でもやっぱり今は何言われても気にならないや。
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藍(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！なかなか話がすすみませんが、ようやくここまできました。引き続きお楽しみ頂ければと思います (2018年11月28日 22時) (
レス) id: de71ef5888 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 藍さん！！！更新されて一気にここまで読んじゃいました！！これからも頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年11月28日 17時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年11月28日 0時
