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いつものように可愛い笑顔で出迎えてくれて、我慢できなくて抱き着く。あー日頃からヌナにはベタベタしてたから付き合った後でも違和感なく抱き着けるのはいいかも。俺、人懐っこい性格でよかった。
「ねぇヌナまだ時間あるよね？忙しい？」
「これからみんなの衣装合わせるから暇じゃないよ」
「じゃあ終わったら？」
「終わった時間によるかな」
「じゃあ早く終わらせよう！」
俺の勢いに苦笑するヌナ。でも早く終われば、ヌナとの時間ができるってことでしょ？そんなの急ぐしかないじゃん。
「おい、お前昨日ちゃんと寝たか？」
ヌナに衣装を渡されて着替えていれば、珍しくユンギヒョンがすぐにヌナの傍にやってきた。いつもはみんなが終わるまで来ないのに。
「寝たよ？」
「興奮して寝れなかったとかないよな」
「何それ」
「嬉しそうにしてたから」
鼻で笑いながら言うユンギヒョンに対して恥ずかしそうにするヌナ。
「どういうこと？」
「夜中まで俺に長いカトク送ってきたんだよ。お前と付き合えて嬉しいって」
「ちょっとユンギ！」
ヒョンの言葉にビックリする。そんなに俺と付き合えたのが嬉しかったの？
「ヌナー！」
「わっ…」
「あぶねぇよ」
嬉しくて飛び付けばヌナは倒れそうになるから、ぎゅっと自分に寄せる。その後ろでユンギヒョンがAヌナを支えてた。
「お互い幸せそうなのはいいことだが、あんま呆けてないでちゃんと寝ろよ」
「あの後すぐ寝たから大丈夫だよ」
「…最近仕事も忙しんだろ？今日だって俺達の仕事は午後からだけど、朝から走り回ってたんだろ？」
「それがわたしの仕事だからね。大丈夫、ちゃんと休めてるから」
「本当だろうな」
やたらと心配するユンギヒョンの様子に不思議に思うが、でもAヌナも頑張り屋さんなことは俺も知ってるから無理だけはしてほしくないと思う。
「ユンギみたいに器用じゃないから、ちゃんと休むようにしてるって」
「そういうことじゃなくて」
珍しく棘のある言い方をするヌナにヒョンはため息をつく。
「まあいい。テヒョン、こいつを無理させんなよ」
「あ、うん…」
そう言ってユンギヒョンは控室の奥に行ってしまった。
「困ったお兄様でごめんね」
「ユンギヒョンどうしたの？」
「たまにああなの。自分が兄だっていう思いが前面に出てくるの」
何だかいつものAヌナとユンギヒョンじゃなくて気になるけど、なんだか踏み込んで聞けなかった。
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藍(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！なかなか話がすすみませんが、ようやくここまできました。引き続きお楽しみ頂ければと思います (2018年11月28日 22時) (
レス) id: de71ef5888 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 藍さん！！！更新されて一気にここまで読んじゃいました！！これからも頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年11月28日 17時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年11月28日 0時
