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Aちゃんはユンギを叱ってくれる貴重な存在で、そしてAちゃんの言うことだとちゃんとユンギも聞くから。俺にとっては有り難い。
「今日もみんな格好良かったよ！おつかれさま！」
収録が終わって楽屋に戻れば、そう言って笑顔で迎えてくれるAちゃんが居て。みんなこの笑顔に癒されている。
そしてAちゃんに手伝ってもらいながら衣装を脱いで。それぞれ好きなように過ごす。ここにも長いこといられないから、急いで片付けないといけない。
Aちゃんはみんなの衣装を回収して忙しそうに動き回ってる。
「おい、お前今日はどうするつもりなの」
「まだ明日の収録の衣装が揃ってないから帰れないよ」
忙しそうにしているAちゃんの横に付いてユンギが話しかけているのが聞こえてくる。この2人は仕事が終わると一緒に居ることが多い。
Aちゃんはユンギの世話をしないといけないし、ユンギもAちゃんが世話を焼くのを待ってるしね。たまに夫婦なんじゃないかなって錯覚する時がある。
「ユンギ、作業部屋に籠るつもり？」
2人の会話に僕が割って入れば、ユンギは無言で僕の方を見る。
「そのつもりだけど」
「昨日も遅くまでいたんだろう？ほどほどにね」
「ああ…」
「Aちゃん、お兄ちゃんのこと見張っててよ」
「そうしたいのはやまやまなんだけど、わたしも忙しいから」
「お前こそちゃんと休めよ。ここんところ毎日帰るの遅いんだろ」
「なかなか今の時期は難しいよ」
カムバ中だから毎日のように音楽番組の収録がある。その衣装を用意するのはAちゃんの仕事で、他にもスタイリストはいるけれどリーダーはAちゃんなわけだから、それだけの責任がある。
僕達のために遅くまで働いてくれてるわけだから、早く帰れと言うのもおかしなことだ。それでも心配になるのは分かる。
こんな小さい身体で、重たいもの持って走り回って。朝も僕達より早く来て準備のために走り回って。ユンギじゃなくても不安になる。
でもAちゃんはいつも笑顔で、元気で。疲れてる様子は見せないし、愚痴を言うこともない。
笑顔で僕達を見送って、そしてステージを終えた僕達を笑顔で迎えてくれる。それに癒されて、元気をもらっているのは事実で。本当にAちゃんは縁の下の力持ち。
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藍(プロフ) - Yukiさん» お待たせしてしまってすみません。そしてようやく2章に移行しました。引き続きお楽しみください！ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - キャー！更新待ってました！！！やばいです！もう通知来るたびにやけてます(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ (2018年11月14日 20時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！お待たせしてしまってすみませんでした。ユンギお兄様好きって言っていただけで嬉しい。わたしも好きです (2018年11月14日 0時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！ですね笑笑好きですよユン兄（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ (2018年11月10日 12時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» そう言ってもらえて嬉しいです。せっかくテテ出てきましたが、またユンギお兄様のターンです笑 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年10月30日 19時
