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「ヌナ！大丈夫？ユンギヒョンは相変わらずヌナのことになると素早いね」
ヌナに抱き着くように近付けば、ユンギヒョンは少しヌナから離れる。
「大丈夫だよ。大きい音立てちゃってごめんね。
ユンギもありがとうね」
「本当に気を付けろよ」
「うん、心配性の兄の為にしっかりします」
「茶化すな」
ヌナに抱き着いている俺を一瞥してヒョンはそのまま元いたソファに戻って行った。
「ヌナ、手伝うよ。この箱どうしたかったの？」
「テヒョニがそんなことしちゃだめだよ。
これはスタッフの仕事」
「でもまたヌナが落ちたら大変だし」
「もう落ちません。これも下に降ろしたかったところだから落ちてくれてよかったし」
頑なに断るヌナだけど俺が「ヌナ〜」ってくっ付いて歩けばしょうがないなって手伝うのを許してくれた。
と言っても、大したことはさせてくれないから見てるだけなんだけど。傍にいられるならなんでもいいや。
こうやって俺がヌナにくっ付いて歩くのはいつものこと。メンバーも他のスタッフだって知っていること。
ヌナと初めて出会ったころから、ヌナのことは気に入っていて。他のメンバーもそうだけど、俺も漏れなくヌナには懐いて。
そうやって過ごしているうちに気付いたらめちゃくちゃヌナのことが好きになっていた。
俺が異常なほどヌナに甘えて、構うし、付きまとってるからメンバーも俺がヌナのことを好きなのは知っていると思う。言ったことはないけど。
でもその好きが恋愛感情の好きだと思っている人はどれくらいいるんだろう。
ジニヒョンも相当ヌナのこと気に入ってるし、そもそも双子のユンギヒョンとの距離も近いから2人のが恋人同士みたいに見えるし。
だから俺の行動も恋愛感情ありきだとは思われてないかもしれない。
でもきっとユンギヒョンは俺の気持ちに気付いているんだろうな。Aヌナのことに関しては敏感だし。
さっきもヌナに抱き着く俺を一瞥して、結局何も言わなかったけど、目はなにか言いたそうだった。
ヌナのことは渡さないって？それとも何も言わないってことは俺の気持ちを認めてくれてるってこと？
ユンギヒョンの考えはさっぱり分からないけど、ヒョンが何も言わないうちは俺もヒョンには何か言うつもりはない。
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藍(プロフ) - Yukiさん» お待たせしてしまってすみません。そしてようやく2章に移行しました。引き続きお楽しみください！ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - キャー！更新待ってました！！！やばいです！もう通知来るたびにやけてます(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ (2018年11月14日 20時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！お待たせしてしまってすみませんでした。ユンギお兄様好きって言っていただけで嬉しい。わたしも好きです (2018年11月14日 0時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！ですね笑笑好きですよユン兄（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ (2018年11月10日 12時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» そう言ってもらえて嬉しいです。せっかくテテ出てきましたが、またユンギお兄様のターンです笑 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年10月30日 19時
