暗殺者と君

1週間って長いようで短いよね ページ27

｢はあぁ、、、つかれた、、」


あれからキッチンを探し回ったが
キッチンを見つけるより
別のメイドさんを見つける方が
早かったので、頼んでおいた。



きっと私なんかより
素晴らしい紅茶を入れてくれるだろう。




｢あぁ、、イルミ、、何してるかなぁ｣



ベットにうつ伏せになり
少しボヤいてみる



｢なに、ここにいるけど？｣



｢うわあぁあぁっっちょっと！びっくりさせないでよっ！！｣



｢うるさい。それより、何にもされてない？｣




｢特になにも。｣




｢ふーん。じゃ、部屋からは出ないようにね｣




｢はーい｣




｢寂しくなったら連絡くれれば来るから｣




｢あーはいはいっ！分かったから！早く彼女の所に行って！｣



そう言ってイルミを部屋から追い出す。







ホントはもっと構ってもらいたい
って気持ちを押し殺してー、、、。





｢はぁ、、｣



もう何度目のため息だろう




イルミが出て行って
数時間たつ。



連絡すれば
きっと来てくれるだろう



抱きしめてって言えば
抱きしめてくれるだろう



一緒に居てって言えば
一緒に居てくれるだろう




でも私は少女漫画のヒロインみたいに
可愛くないから
無理なのだ




自分の可愛いくない性格に
うんざりするのだった。

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