不法侵入は犯罪です。 ページ2
｢ねぇ、イルミさん？これって不法侵入だよね？｣
朝、目が覚めると
昨夜までいなかったイルミが
隣で眠っていた。
｢ん？Aおはよう｣
｢ぅん。おはよう。それより勝手に不法侵入しておいて当たり前みたいな顔やめて貰えます？｣
むくっと体を起こしたイルミが
私を押し倒す。
｢ねぇ、結婚してよ｣
｢だから無理！イルミとだけはやだっ！！｣
｢ふーん。じゃあこのまま殺しちゃおうかな｣
そう言って針を構えるイルミ。
｢わあぁあっ！やだ！結婚もしたくないけど、死にたくもない！｣
バタバタと暴れると
すんなりとやめてくれたイルミに驚く。
｢え？どしたの？｣
｢なに？殺してほしかった？｣
｢いやいやいやいや！滅相もありませんっ！！｣
ぶんぶんと首をふる。
｢Aはオレと離れるのは寂しい？｣
｢え？嬉しいかー、、寂しい！！すんごく！！｣
針を構えられ、脅された私は仕方なく思ってもない事を口にする。
｢オレ次の仕事の為っていうのもあるけど、弟が母親を刺して家出したからその監視をする為にハンター試験を受けるんだ。｣
うわぁ、、、グレイトだなー、、、
母親を刺すって何事？！
さすが暗殺者って感じだ。
｢で、そのハンター試験をAも受けてね｣
ん？今なんて？
｢ごめん、もっかい｣
｢何回も言わせないでくれる？次聞いてなかったら殺すから。だから、オレとハンター試験受けるよ｣
｢(暗殺者だからなのかすーぐ殺すとか言うからうざいよねぇ〜)｣
｢今絶対うざいとか思ったでしょ。｣
｢ふぇ？！なんで分かるの？！｣
｢ふーん。思ったんだ。｣
どこからか分からないが
針を出すイルミ。
｢わあああっ！ごめんって！私が悪かったよ？！だから殺すのはやめよ？ねっ？ねっ？｣
｢今回だけだから。それと、試験については強制ね｣
この時から私の人生は地獄化としたのは
言うまでもない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪(プロフ) - お返事遅くなり申し訳ございません。実はボチボチ書きながら非表示にして、更新してたからだと思います。これからはメモを使うなどしてその様な事がないように気おつけます！ご指摘ありがとうございます！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまんま - 何度か更新されてるみたいですが、お話が【事実】から進んでませんよー。何かの不具合ですかね( ´･ω･`) (2019年3月12日 18時) (レス) id: ce19fed52e (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - お返事遅くなりすみません泣ありがとうございます！ (2019年1月28日 9時) (レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ - こういう雰囲気のもの好きです！応援してます (2018年12月14日 0時) (レス) id: a5e6fd18d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪 | 作成日時：2018年9月28日 8時
