UnrequitedLovers-JK- (ページ5)

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ＶＩＰルームページ5

奥の個室に席を移して貰って

超絶ハイスペックな男子と

この空間に二人きり。

「昨日・・・というか今朝の事なんですけど、

もう一度ちゃんと謝りたくて。

俺、あぁいう出来事は、初めてで・・・」

深々と頭を下げられる

お持ち帰りが？

え？

致シてしまったことが？

と軽くパニックになりながらも、

A「え、いや、あの、

お持ち帰りしたのは、

わたしの方、みたい、なんで、

逆にごめんなさい。」

そう言うと

「え・・・？本当ですか？」

なんか今

彼の瞳の色が変わったような・・・？

「あー。なんか安心しました。」

え？

まって

わたしお持ち帰りするの慣れてるって勘違いされてる？

A「え、あ、ちょっと

わたしも、お持ち帰りしたのなんて

初めてですから!!!!」

思わず声を荒げてしまった。

超絶ハイスペックな男子は

目をまんまるくした後

なんかツボったのか

爆笑された。

「ごめんなさい。

なんか必死感が

可愛くて、つい、」

いや、君、涙目やん。

どんだけツボったんよ。

と心の中で呟くも

彼の笑顔が

とっても素敵で

不覚にも、胸きゅんしてしまった。