UnrequitedLovers-JK- (ページ13)

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何モ知らナイページ13

テヒョン君とグク君

どんな関係なんだろう

奥の席に通されて

私の隣にテヒョン君が腰掛けた

A「ね、

テヒョン君

グク君と仲良いの？」

テヒョン「うん。

俺の仕事仲間で、

大切な弟分みたいな感じかな。」

仕事仲間・・・

ということは。

グク君は・・・

A「モデルさん？！」

テヒョン「そうそう。

あれ？Aちゃんに

俺の本業教えたっけ？」

斜め上に視線を向けて

考え込んでる

テヒョン君。

A「あ、さっき、

スミンと話してるの聞こえたの。」

テヒョン「あー。そっか。

そうそう。モデル仲間！

ジョングク、格好いいでしょ」

口角をあげてニヒヒっと笑う

テヒョン君。

思わずトクンと跳ね上がる心臓。

あー、

納得ですわ。

その国宝級の顔面と

スタイルの持ち主ですもの。

テヒョン君も。

ジョングク君も。

A「・・・本当格好いい。」

それにしても

知らなかったな。

いや、

知らないっていうか

私、

グク君の事

何ひとつ知らないじゃん。

なんかへこむわ。

なんて考えてたら

テヒョン「Aちゃんってさ、

彼氏居るの？」

コソコソっと

耳打ちされる。

A「え？

居ないよ？

気になる人は居るけど」

と思わず口を滑らせてしまった。

あ。

と思ったと同時に

テヒョン「それってジョングク？」

そう問いかけたテヒョン君の声色が

心なしか

冷たく聞こえた。