ジョングクさんが止まらない。＃3【JK】

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JK「どっか出掛けようよ。」

『…良いんですか？』

JK「もちろん。」





ジョンアが8ヶ月にまで成長し、
離乳食も日常になってきた頃。

ジョングクさんは、急にそんなことを言ってきた。曰く、今日はお仕事がなくゆっくりできるとのこと。




たまにしか取れない自由な時間を自分に割いてほしい、と言うとそれこそが今だと返された。








『新しいジョンアの服も買わないといけないですね、そういえば。』

JK「じゃあショッピングセンター行こ！！」

『そうしましょうか。』




そうして、やって来たショッピングセンター。
結婚してから初めて出掛けた場所でもある。

忙しくてここのところは来れていなかったから
新しくリニューアルしているお店もあって楽しそう。









JK「ジョンアが見つめてくるのが可愛すぎるんだけど。」

『重くないですか？』

JK「重いわけないじゃん。ふふ。」




今日の抱っこ担当は自分がする、と張り切っているジョングクさん。かなり嬉しそう。








JK「A。」

『…え？』

JK「ここで、初めて手繋いだでしょ。
だから、はい。貸し切りじゃないけど、繋ご。」




……懐かしいなぁ、と思いながらジョングクさんの手を取った。

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