ジョングクさんが止まらない。＃3【JK】

07. ページ7

*


JK「何だそんなこと？」

『はぁ？』



私の心配を一気に吹き飛ばしたジョングクさん。
そんなこと、とは一体。






JK「考え込んでるからもっと深刻なことかと思った。…何？……珍しいね。」

ずいっ、と近付かれて真っ直ぐに瞳を見つめられる。









『…そんな、見つめられても…。』

JK「Aしか見てないよ。心配しなくても。
ジョンアは、可愛い娘だけど、Aは俺が世界一愛してる人だから。」





…恥ずかしい。だけど、
…変わらないでいてくれるのは嬉しいなぁ。







『…忘れてました、その感覚。』

JK「でしょ。」




…たまには、良いよね。






『ジョングク、さん。』

JK「ん？」





そろそろ、恋しく思ってるかな、なんて
私の勘違いかもしれない。

それでも、今は私から伝えたいな。









『……私も、愛してるので。』

JK「う、うん…。」



キスと共に、この想いを。









JK「待ってよ超行きたくない、明日。」

『ちゃんと行ってくださいよ？』

JK「俺のこと好きって言ったじゃん。
好きなら引き留めてよぉ…。」

『ダメです、仕事は仕事。』







チョンジョングク曰く、

JK「妻ですか？…ツンデレですね。
うーん、オンオフがすっごい激しいんですよ。
まぁそこが好きなんですけど。」

とのことらしい。

08.→←06.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す