ジョングクさんが止まらない。＃3【JK】

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*



『ただいま〜…って、』

JK「A〜…。」






玄関に入るなり、ジョングクさんが私に抱きついてきて
よくよく話を聞くと、ジョンアが泣き止まなくなった、と。






JK「嫌われたかも。
どうしよう、アッパと結婚するって言ってもらう未来が…、」





当の本人は泣き果てて疲れたのか、眠っていた。

ジョングクさんは、よっぽどショックだったのか
さっきからずっと不安そうな顔付きだった。






…どこまでも親バカを駆け抜けるジョングクさんは
きっとジョンアが結婚相手を連れてきたら意地を張って部屋から出てこなさそうだ。









『私がいるでしょう。』

JK「…逞しい…。」

『ジョングクさんって肝心なところで弱気ですよねぇ。』

JK「ヤァ、そんなことないよ。」

『後、勘違いも多いですよねぇ。』

JK「…たとえば？」






たとえば。
そうだなぁ、私が告白しようと思った時。



ジョングクさんは友達でもいいから、って
勝手に勘違いして凹んでいた。

後からメンバーの皆さんに聞くと、かなりの落ち込みようでしばらく失恋休暇がいる！！！と宣言していたそうだ。











『……たくさんありますよ。』

JK「…これからは頑張ります。」

『頑張ってください、パパ。』





ちなみにジョンアが起きてきてジョングクさんに笑いかけると、





JK「嫌われてなかった！！むしろ好きだって！！」




…また勘違いが始まることになるのですけれども。

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