ヲタクなお嬢様 (ページ46)

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JK「お兄ちゃんなんて呼んじゃって」

ランプだけの部屋でベッドに横になると言われた言葉。ちらりとジョングクを見ると彼はいつもみたいに本を読んでて。視線は向けられない。

「だってなんでもいいからやれって」

JK「あのままいられても俺は良かったんだよ？嫌がってたのはA」

なんだか少し怒ってるようなジョングクが意味わかんなくてイライラする。なんで？イライラして近くにあったスマホを手に取る。

ちらりとこっちを見て、また本に目を落とすジョングク。私は気にせずカトクを開いて、来ているメッセージに既読をつける。

ソジュンからの着信が2件、気づかなかったなって。今かけるのも悪いからごめんね気づかなかったってメッセージを入れておいた。

ジョングクにキッチリ管理されてるインスタを開いてシウくんを見る。何も投稿されないけど。とりあえず見る。

すると掛かってきた電話。手元で震えるスマホにはソジュンって表示されていて焦る。とりあえず出ようと思い体を起こす。

「もしもし」

SJ「こんな時間にごめん」

「平気だけど…どうしたの？」

本を読んでたジョングクの視線は私に注がれてて。これは勘違いじゃない。ちらっとジョングクを見るとこっちをじっくり見ているし。

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