ヲタクなお嬢様 (ページ41)

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「え」

RI「ごめん·····もうシウくん推してない·····｣

帰り道言われた言葉。前まで一緒にヲタ活してた唯一の友達のリナがまさかのペン卒。びっくりしすぎて言葉も出ない。

まあもう好きじゃないなら仕方ないねって割り切ったけど家に帰ったらやっぱり出てくるのは不思議だなあって呟く独り言。あんなにシウくん好きだったのに、って残念がる気持ちよりなんでだろうってむしろ心配する気持ちの方が大きかった。

来週に迫ってたカプホ巡り。シウくんのセンイルってこともあって色んなカフェを1日かけて巡ろうって約束してた。

好きじゃないなら仕方ないけど、1人でヲタ活は寂しいなあなんて等身大のポスターを見つめる。

「寂しいよ·····どうしよう1人で会いに行く？｣

JK「えなにしてんの｣

シウくんの頭をなでなでしながら話しかけてたら入ってきたジョングク。キモイって言いながら手洗ったの？って聞いてきたから洗面所に走った。

「ねえジョングク来週空いてる？｣

JK「いや空いてるも何も·····｣

「一緒にお出かけしよ！？｣

JK「は？」

「ジョングクいるなら遠出できるし！！行こうよ？！｣

めんどくさ·····って小さく呟くジョングクを無視して制服をハンガーに掛ける。お兄ちゃんに許可とりに行こうって部屋を出た。

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