ヲタクなお嬢様 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:18 hit、合計:143,236 hit

5 ページ5

JKside

JK「お嬢様、夕食の準備が出来ました｣

鍵が閉めてあるドアは固く閉ざされていて入るなって物語ってる。だから仕方なくノックをして扉の外から話しかける。

勿論返事はなくて。あの後泣きわめくお嬢様をユンギヒョンが怒って部屋に連れて行った。

お嬢様は物分りがとても良い。顔も整ってるし頭も良くて運動もできる絵に書いた様なお嬢様。

だけどアイドルのことになると人が変わったようになる。汚い言葉で騒ぐ姿を知ってるのはきっとお兄さん達とその執事だけ。ナムジュニヒョンも知ってるかな。

お嬢様なんて呼ぶことはあんまり無くて、二人での時間が多いからほとんどは名前。それでいいよって本人からも許されてるから俺も遠慮なく呼んでる。

リビングに行って報告する。ジニヒョンとテヒョニヒョンはお嬢様を待っていて、来ないみたいですってユンギヒョンが伝えると、えーって子供みたいに分かりやすく拗ねた。

JK「すみません、僕のミスです｣

JN「気にしなくていいんだよ、あの子はシウくんのことになるといつもああだったから｣

TH「昔の方がすごかったよねー、最近はジョングガが忘れずに買ってたからそんなこと無かっただけで昔はしょっちゅうだったよ｣

お兄さん達はすごく優しい人。ジニヒョンもテヒョニヒョンも最初はジン様って呼んでたけどヒョンって呼んでって言ってくださって、俺のことを本当の弟みたいに可愛がってくれる。

お嬢様どうしたら許してくれるかなってぼやぼや考えて、今日はAもいないし男子会でもしようか！なんていうジニヒョンの一言で俺ら執事も一緒に食事することに。

ジミニヒョンもユンギヒョンもやっぱり二人になると敬語もやめて友達みたいな関係なんだって聞いて、俺ら別に隠す必要ないじゃんって馬鹿なことを考えた。

ジミニヒョンはテヒョニヒョンと同い歳で、様付けなんてしたことないよって言っててびっくりした。

そういやジミニヒョンもユンギヒョンもお嬢様のことAって呼んでたなって考えて案外緩いのかも。

TH「Aっていつもあんななの？｣

｢どういう意味ですか？｣

TH「Aいつも俺に冷たいの、今日も離してって少しも話してくれなかったし｣

｢あー、｣

そうかな。俺にそんなに冷たいかな。そもそも置かれてる環境が違うから分かんない。

JM「テヒョナ嫌われてるんじゃない？｣

TH「俺小さい時沢山面倒見てあげたのに·····｣

.