ヲタクなお嬢様 (ページ23)

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JKside

うるさいテヒョニヒョンとジミニヒョンを追い出してジニヒョンの部屋に向かう。ドアをノックするとはーいってジニヒョンの声が聞こえてユンギヒョンがドアを開けた。

JK「お嬢様、さっきよりも大分具合が悪いみたいで·····｣

JN「病院行かせた方が良さそう？｣

はい、と答えると立ち上がったジニヒョン。お嬢様の部屋のドアを開けて入っていく。

額に当てられたジニヒョンの手にびっくりしたのか目を覚ましたお嬢様。大丈夫？って声をかけるジニヒョンにこくんと頷く。

YG「これは大丈夫じゃねえな｣

JN「そうだね、車を用意するからジョングガ、病院に行って｣

JK「分かりました｣

ジニヒョンは車を出すようにお願いしに行って、ユンギヒョンと俺はお嬢様を立ち上がらせる。

お嬢様の背中は汗でびっしょり濡れていて。それに気づいたお嬢様は、やだから着替えてくってお風呂に向かって行く。

YG「熱の時に風呂入る馬鹿がいるか｣

それを咄嗟にユンギヒョンが止めて。むって嫌そうな顔をしたお嬢様は、抵抗する力もないのかじゃあ着替えさせてって俺らを部屋から追い出した。

俺が用意した服に着替えたお嬢様はやっぱりしんどそうで、歩くのにもフラフラしてる。歩いたかと思えば全然進んでなくて、ユンギヒョンも本気で心配してた。

JK「乗って｣

お嬢様の前に背中を向けて膝まづく。おんぶなんて恥ずかしいよってかぼそい声で言ったお嬢様を振り返ると熱で赤い顔が本当に辛そうで。今そんなこと言って場合じゃないからってきつく言えば大人しく背中に乗った。

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