ヲタクなお嬢様 (ページ21)

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JKside

やだやだうるさいお嬢様の額に無理矢理冷えピタを貼って寝かしつける。最初はうるさかったのも段々静かになってやっぱ熱あんじゃんって思いながら部屋を出た。

料理係のソナさんにお粥作ってくださいって頼みに行って、部屋に戻ろうとすると捕まる俺。テヒョニヒョンはなんでこんなに絡みたがるんだ。

TH「A学校歩いて行ったの？｣

何言ってるんだと思ってはい？って言うとジョングギいつもこの時間送りに行ってるじゃん、だけど今日いるからって俺の手を引きながらお嬢様の部屋に向かう。

JK「テヒョニヒョン、部屋に｣

お嬢様いますよって。言う前に開いたお嬢様の部屋のドア。先に入ったテヒョニヒョンは固まってる。

どうしたんですかって肩を叩いて部屋を覗けばいつも通り寝てるお嬢様。寝相悪すぎだろ。

お嬢様のベッドに近づくと付いてくるテヒョニヒョン。じーっとお嬢様を見つめてやっと口を開いた。

TH「やっぱりムラムラするよね｣

この人は本当に何を考えているんだろう。血が繋がってる兄弟なのかと最近本気で心配になる。お嬢様は相変わらず寝相が悪くて、さっきの短時間でどうやったらそうなるのってくらいだった。

布団からはみ出ている脚はショートパンツだからすごく寒そうで。寒いのか癖なのか捲れた毛布を脚で挟んで抱きつくみたいな姿勢になってる。

それをぼけーっと見つめてムラムラ言ってるテヒョニヒョン。無視してお嬢様の隣に行って毛布を引っ張り剥がしてかけ直す。後ろからああーって残念がるような声がしたけど聞こえないふり。

いつの間にかジミニヒョンもいてあれは新しいパジャマ早く頼まないとねって笑ってた。見てたんかい。

取り敢えず暑そうにしてるお嬢様の額から冷えピタを外して手を当てる。すごく熱くて、もう冷えピタは温くなってた。

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