ヲタクなお嬢様 (ページ19)

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ジョングクに髪の毛を巻いてもらって、保冷剤で指を冷やしながらシウくんのライブDVDを見る。

シウくん赤髪かっこいい。滴る汗がエロくてエロくて朝から心臓に悪いよ。

JK「なんか顔赤くない？｣

後ろで静かに見守ってたジョングクが突然声をかけてくる。シウくん見て興奮してましたなんて言えない。

「シウくん見てるからじゃない？」

そう返して指を冷やしてた保冷剤で頬を抑える。そう、って答えたジョングクは何も無かったように私とDVD鑑賞してた。

朝食ですよって言われてまた重い腰をあげる。一緒に向かったダイニングにはもうみんな揃ってて、おはようって挨拶をして席に着く。

隣に座るジョングクにビックリしてると、ジニヒョンのお誘いでこれからは執事も一緒に朝食摂ることにしたんですって言われて納得した。私最近いなかったもんね。

目の前にはテヒョン。じーっと私を見つめながら食べててなんか居づらい。

なんだかあんまり食欲がなくて、パンもスープも手をつけないでサラダを頬張る。スライスされた玉ねぎが少し苦い。

隣で食べるジョングクはもぐもぐリスみたいで思わず笑ってしまう。食べないの？って聞かれて食べていいよって言うとありがとって笑って食べるから見てるこっちが嬉しくなる。

ジョングクがスープとパンと交換ねってくれたサラダを食べる。どうせ野菜食べたくなかったんでしょって思ったけどサラダが食べたい気分だから特に何も言わなかった。

YG「なんかお前顔赤くね？｣

賑わっていたテーブルが一気に静まってみんながこっちを見る。え、私？って首を傾げると頷くユンギ。

そうかな、って頬を抑えて答える。シウくんのこと考えてるわけでもないんだけどなって不思議に思って特に気にせずサラダを食べ続けた。

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