28. ページ28
＿＿＿
「テヒョン、わたし、A！！」
テヒョンの家に前に来た私は玄関のドアを叩く。
ドアの横にある窓からは部屋の明かりはついていない事が分かった。
ドアに耳を当てる。
怖いくらい静かで、不安が益々大きくなった。
ドアノブに手を掛け右にゆっくりと回す。
ガチャ....
「開いてる...」
ゆっくりと足を踏み入れる。
真っ暗で何も見えない部屋で手探りで電気のスイッチを見つける。
その時だった＿＿＿＿
‶パン！！！″
大きな破裂音に似た音が部屋に響き渡る。
「キャッ....！！」
咄嗟に頭を守るようにしてしゃがみ込む。
恐怖の余り震える手を誰かに握られる。
「いや...離して！！」
『A！』
聞いたことのある大好きな人の声が聞こえる。
恐る恐る顔を上げる。
「て、、、ひょん？」
どういう事？
何でここに？
『サプライズ大成功〜！！！』
口を四角くして笑うテヒョン。
「さぷらいず...？」
『うん、そう。サプライズ』
頭がついていかない。
テヒョンは事故に遭ったんじゃないの？
『実は、ずっと前からAにサプライズしようと思ってて、ジミンとかユンギヒョ「ばか！！！！！！！！」
『え？』
「っどれだけ心配したか....テヒョンのばか！！」
安心したのかとめどなく溢れる涙。
テヒョンの腕を引いて思いっきり抱きしめる。
あたたかいテヒョンの温もり。
大好きな人の香水の香り。
『ヌナ、泣いてる？』
「死んじゃったのかと思った」
『俺が？』
「生きてた...」
『...ヌナを一人にさせて死ぬわけないでしょ』
≪えーっと....もしもーし≫
突然声が聞こえて立ち上がる。
「じ、じみんさん..とユンギさん！？」
少し気まずそうな顔をしたジミンさんと、相変わらず無表情なユンギさんが部屋の中にいた。
『この二人にも手伝ってもらったんだ。』
ホラ と言ってテヒョンが上を指さした。
「わ、凄い...」
さっきでは気付かなかったけど、沢山の装飾がされてあった。
『メリークリスマス、A』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» こちらの用事なのにすみません、。ありがとうございます！ (2018年2月11日 11時) (
レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» あ、そうなんですね！笑 分かりました(^-^) (2018年2月11日 11時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 了解です！出来ればピョンテありでお願いしたいです、。今からは無理ですかね…？実は今日お出掛けに行く予定があって…((うざくてすみません。 (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» 分かりました(^-^) 今日中には作り始められます！ (2018年2月11日 10時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 良かったです！えっと、主人公とグクはファンから夫婦て呼ばれてる設定でお願いしたいです…。あと、主人公の年齢17か18歳が良いです、。((今からって作れますか?? (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんうさ | 作成日時：2017年10月10日 6時
