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『A〜、明日映画見に行かない?』
大学の講義を終え私とサラはいつものようにコンビニで働いて居た。
「おお!いいね〜久しぶりに映画観るか!」
テヒョンが私の前から姿を消したあの年の冬からもう2年が経った。
大学四年生になった私達は既に卒業後の進路も決まっていた。
サラはヘアメイクの仕事で私は空港関係の仕事。
『あ〜Aとこうやってバイトできるのも後少しか〜......』
名残惜しそうに言うサラ。
「ホントだよね....大学生活も色々あったな〜」
早いようで短かった4年間。
その中で思い浮かぶのはやっぱり彼のことだった。
2年経っても忘れることはなかった彼の存在。
でも、1つだけあの日から変わったことがある。
『うわ、雪降ってるよ...』
「ほんとだ.....最悪...」
雪が嫌いになった。
強いて言うなら冬が嫌いになった。
「.....早く冬終わらないかな」
君と出会い、そして別れた冬。
私に寂しい気持ちだけを残して君が居なくなったこの季節。
今でもたまにふらっと私の目の前に現れるような気がしてしまうから。
雪ではしゃいで、霜焼けになりながらも小さな雪だるまを作る君がまたいるような気がして。
口を四角くして笑いながら。
『...Aまた考えてるでしょ、彼のこと』
私を覗き込むようにして見てくるサラ。
「...雪なんて降らなければいい、四季なんてなければいいのに....ずっと夏でいい!!」
『気持ちは分かるけどずっと夏もキツイって』
「ごめん」
そう、それともう1つ変わったことがあった。
ジミンさんとユンギさんも姿を消した。
2人とも携帯を解約したみたいで全く連絡が取れなかった。
どうすることもできない私はひたすら忘れるようにするしかなかった。
JN「なーんか2人とも暗くない?」
「うげ....店長....」
この人だけは安定なんだよな〜......
『あ、そういえば店長!結婚おめでとうございます〜』
「あ!そうだ、御目出度う御座います!」
そうそう、この店長つい最近結婚したんだ。
また相手の女の人がすっごい美人で.....ちょっと勿体無いくらい(小声)
JN「これさ、僕たちの結婚式の招待状!来てよ!ね?ね?」
半ば強引に渡された招待状。
「あ、はい....」
まさかそれが運命を変える事になるなんて、まだ誰も知らなかった。
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メロン(プロフ) - ちょんうささん» こちらの用事なのにすみません、。ありがとうございます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» あ、そうなんですね!笑 分かりました(^-^) (2018年2月11日 11時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 了解です!出来ればピョンテありでお願いしたいです、。今からは無理ですかね…?実は今日お出掛けに行く予定があって…((うざくてすみません。 (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» 分かりました(^-^) 今日中には作り始められます! (2018年2月11日 10時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 良かったです!えっと、主人公とグクはファンから夫婦て呼ばれてる設定でお願いしたいです…。あと、主人公の年齢17か18歳が良いです、。((今からって作れますか?? (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょんうさ | 作成日時:2017年10月10日 6時