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『あの、バイト終わるのっていつも何時ですか？』
「んー、いつもバラバラ」
『今日は？』
「あと15分」
『待ってても良いですか？』
「え、なんで」
『もう少し話したいなーって、ダメですか？』
「.....いいよ。」
『やった！じゃあ、待ってますね』
何がそんなに嬉しいんだろう。
1人で帰るの怖いとか？
いや、でも金髪レベルになれば電話一本でたくさんの女の子集まりそうなのに。
え、もしかしてどっかに連れてかれる？
こんな時間だし、金髪の組長のところとか？
.....いや、それは流石にないか。
『Aさん〜、そろそろあがっていいよ！お疲れ〜〜』
「はーい、お疲れ様でした〜」
制服から私服へと着替える。
あれ、金髪どこ行った？
店内のどこにもいない。
もしかして......
ほら、やっぱり。
「ねぇ、なんで外にいるの」
『あ、終わりました？』
「中で待ってれば良かったのに」
『へへ、Aさんの仕事の邪魔しちゃ悪いと思って』
「ったく、ちょっと待ってて」
私は急いで店内へと戻りホットココアを買った。
「ほら、これ飲んで。体温まるから」
『えっ、いいんすか？ いただきます！』
なんか、こんなにチャラチャラしててもやっぱり18って私からしたら幼いな。
しゃがみながらココア飲む姿とか子犬みたいだし。
「手、しもやけになってる」
『え？あ、ほんとだ。これ作ってたから』
ホラ、と言って私の前に置かれた小さな雪だるま。
「あんた精神年齢いくつよ.....」
『んー、5歳くらい？』
少し不恰好な形をした小さな雪だるま。
「.....かわいい」
『Aさんみたいでしょ、それ』
「それ、褒めてるの貶してるの」
『小さくて可愛いって意味なんだけど』
「っ、、、！」
男の人からこんな言葉貰ったことないから素直に照れてしまう。
「あのね、あんたは言い慣れてるかもしれないけど、私はそういうのに免疫ないから....」
『え？言い慣れてるって何を？』
ったく、自覚はないのかこの子は。
「そろそろ家に帰りな...親御さん心配するでしょ」
『....』
「どうしたの？」
『いや、なんでもないです、そろそろ行きますね。Aさん、おやすみなさい』
すくっと立ち上がりスタスタと歩いて行ってしまった。
「えっ...」
なんかマズイこと言った？
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こうりん - 更新頑張ってください！ 待ってまーす (2018年2月12日 21時) (
レス) id: a6076d68ce (このIDを非表示/違反報告)
まっさん - ちょっとwwホソクに狂気を感じましたwwこの話面白いです！いつも楽しみにしてます！ (2017年10月1日 17時) (レス) id: 4d229e5918 (このIDを非表示/違反報告)
Hiroron(プロフ) - あー!!気になる！更新待ってます!! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 1b13fc48f2 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - ちょんうささん» お返事ありがとうございます！またまた続きが気になってワクワクしちゃってます( *^艸^)ほんとにおもしろいです！2章3章と長編でじっくり読みたいです！更新頑張ってくださいませ！応援しております！ (2017年10月1日 10時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで読んでいただけると幸いです！！頑張ります（≧∇≦） (2017年10月1日 7時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんうさ | 作成日時：2017年8月22日 12時
