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バイトが終わり私服に着替えて休憩室を出る。
「お疲れ様でした〜」
JN「1人で帰るの?」
同じ時間にあがった店長が私に話しかける。
「え?はい、いつもそうですけど」
JN「あんな事あった後だし、僕が家まで送るよ」
「え、なんでそんな優しいんですか店長。」
JN「なに言ってんの!僕はいつも優しいでしょ!?」
あー、本当に煩い...よくそんな大きな声出す元気あるなぁ....
「あー、そうでした....うんうん、そうだ。」
JN「...まぁいいや。早く乗って?送るから」
そう言った直後、店長の携帯が鳴った。
JN「..........ごめん」
「え?」
JN「彼女を駅まで迎えに行かないと」
「あ!行ってください!行ってください!!」
JN「なんでそんな嬉しそうなの」
「ほら、早く!彼女さん待ってますよ!」
JN「気をつけて帰るんだよ!!」
そう言いながら車に乗り店長はコンビニを出た。
優しくていい人なんだけどな〜煩いから....()
「さ、帰るか。」
気を取り直して歩き始めた時だった。
『久しぶり』
背後から男の人の声が聞こえた。
それと同時に私の腕を掴むその人。
この声は....間違いない。
「ジョングク.....」
『こんな時間に1人でなにしてるの〜危ないよ〜』
いつになくテンションの高いこいつに少し恐怖を覚えた。
「あんたに関係ないでしょ、離してよ」
掴まれてる腕を振りほどいた時だった。
『ホント可愛げのねぇオンナ』
「っ.....!!」
顔を両手で掴まれ無理矢理キスをされる。
「っ、、やっ、、!!」
力一杯ジョングクの胸を叩く。
でも、彼の力は強くなっていく一方。
呼吸が出来ず苦しくなったときに離れた私達の唇。
「っはぁ...はぁ..なんで...」
『あんたが、捨てられた可哀想なオンナだから』
ニヤッと口角を上げてそう言うこいつの言葉は理解できなかった。
「捨てられた..? あははっ、何言ってんの?」
『チョンホソク』
その名前を聞いた途端背筋が凍った。
足が動かなくなり恐怖が私を襲った。
『うちのヒョンが色々したみたいで』
一歩、また一歩と私に近づき私の顎へ手をかける。
「やっ...」
『あの日、キムテヒョンいなかったでしょ』
「っ、!」
『なんでか知ってる?
他の女の所に居たんだよ。』
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こうりん - 更新頑張ってください! 待ってまーす (2018年2月12日 21時) (レス) id: a6076d68ce (このIDを非表示/違反報告)
まっさん - ちょっとwwホソクに狂気を感じましたwwこの話面白いです!いつも楽しみにしてます! (2017年10月1日 17時) (レス) id: 4d229e5918 (このIDを非表示/違反報告)
Hiroron(プロフ) - あー!!気になる!更新待ってます!! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 1b13fc48f2 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - ちょんうささん» お返事ありがとうございます!またまた続きが気になってワクワクしちゃってます( *^艸^)ほんとにおもしろいです!2章3章と長編でじっくり読みたいです!更新頑張ってくださいませ!応援しております! (2017年10月1日 10時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんで読んでいただけると幸いです!!頑張ります(≧∇≦) (2017年10月1日 7時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょんうさ | 作成日時:2017年8月22日 12時