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「サラ、ちょっと行ってくる！」
全てを察したサラは頷いて私を送り出した。
待ち合わせ場所に向かう途中、コンビニで肉まんを２つ買った。
『ヌナ！』
「テヒョンっ...」
少し急いだせいかうまく呼吸ができなかった。
『....走って来たの？』
「うん...まぁね」
『そんなに俺に会い「これ、冷めちゃいけないと思って」
金髪の前にさっき買った肉まんの入ってる袋を出す。
『え、俺も買って来ちゃった...』
そう言って袋から２つの肉まんを取り出した。
「...あははっ、気があうね私たち」
『４つになっちゃった』
「私お腹空いてるし、一緒に食べよ」
『...ここじゃ寒いし、俺の家に行きませんか？』
「えっ...変なことしたらぶっ飛ばすよ」
『行きましょ』
そう言って私の手を取り歩き出す金髪。
『最近雪降ってばっかですね』
「ねぇ、」
『なんすか？』
「変なことしたら通報するよ」
『...分かってます』
「ならいいけど」
そんなことを話してるうちに金髪の家へと着いた。
『あれ、電気消して来たと思ったけど』
「忘れてたんじゃないの？」
そうかな〜〜？と言って金髪がドアを開けた。
「ったく、ちゃんとしなさ.....」
玄関へ入ると女物のヒールがあった。
その瞬間、奥から甲高い声が聞こえて来た。
［テヒョナァ〜もう、どこ言ってたのぉ？］
『スビンヌナ...』
この声とこの顔....どっかで。
［....ねぇ、後ろの女だれ？］
私に気づいたその人は一歩、また一歩と近づいてくる。
そうだ、前に金髪と映画館にいた子だ。
『...知り合い』
「初めましてAです...」
［どうも〜！テヒョナの彼女のスビンです]
『おい、なに言ってんだよ！』
[えー？違うっけ？キャハッ！］
「っ、ごめんなさい。お邪魔しました....」
『ちょ、ヌナ！』
「これ、2人で食べて...！」
肉まんの入った袋を金髪へと無理やり渡す。
『まって、ちが....!』
ドアを強く閉めて金髪の部屋を飛び出した。
のこのこ付いて行って馬鹿みたい。
金髪と私との関係は遊びってことは分かってる。
なのに....。
「っ....ほんっと馬鹿」
『...Aさん？』
道端でうずくまって泣いていると、優しい声が聞こえた。
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こうりん - 更新頑張ってください！ 待ってまーす (2018年2月12日 21時) (
レス) id: a6076d68ce (このIDを非表示/違反報告)
まっさん - ちょっとwwホソクに狂気を感じましたwwこの話面白いです！いつも楽しみにしてます！ (2017年10月1日 17時) (レス) id: 4d229e5918 (このIDを非表示/違反報告)
Hiroron(プロフ) - あー!!気になる！更新待ってます!! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 1b13fc48f2 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - ちょんうささん» お返事ありがとうございます！またまた続きが気になってワクワクしちゃってます( *^艸^)ほんとにおもしろいです！2章3章と長編でじっくり読みたいです！更新頑張ってくださいませ！応援しております！ (2017年10月1日 10時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで読んでいただけると幸いです！！頑張ります（≧∇≦） (2017年10月1日 7時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんうさ | 作成日時：2017年8月22日 12時
