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「来ない....」
『あんたさっきからずっと携帯ばっか見てるけどなんなの？』
「え、私が？そう？」
『...自覚してないの？』
大学が終わり、バイトのない私はサラの家へ行った。
どうやら自分でも知らないうちに携帯とにらめっこをしていたみたい。
『誰からの連絡をそんなに待ってるのかな〜〜？』
ニヤニヤしながら私の方を見るサラ。
「べ、別に誰も待ってないし」
『ふ〜〜〜ん』
何か言いたげな顔をしてるサラを放ってテレビをつけた。
ヴーッ
テレビをつけた時だった。
私の携帯が鳴った。
携帯を開くと、そこには一通のメッセージ。
キムヌナ、電話番号から登録しちゃいました。テヒョンです。
「っ、きた....!」
嬉しくて思わず声を出してしまった。
『例の金髪くん？』
ココアを飲みながら私の方を見てくるサラ。
全てお見通しのようだ。
「...別に誰でもいいでしょ」
『私オレンジの髪の子の方がタイプだな〜〜』
「ジミンくん？」
『あ、ジミンって言うの？可愛い〜』
「....あんた年下好きだもんね」
そして私は携帯へと目を向けた。
Aよろしくね。
なんて打てばいいのか分からず、シンプルに返事をした。
もう少し可愛げを出せばよかったかな....
ヴーッ
「はやっ...!」
キム良かった、ちゃんと届いてた。ヌナ今何してますか?
A友達の家に来てるよ。テヒョンは?
なんだか、SNSで金髪とやり取りするのって変な感じするな。
ヴーッ
『金髪くんよっぽど暇なんだね』
「う、うるさい」
キムヌナのこと考えてました
うっ....どうしてこの子は恥ずかしげも無くこんなことが言えるの....
キム会いたいです
続けて送られて来たその6文字を見て心臓が高鳴った。
こう言って次々に女のコを落として行ってるんだろうか、彼は。
気になってる“あの子”にも。
でも、もしそうだとしても....。
A私も。
♪〜〜
「うわっ...!」
既読が付いて直ぐに電話が来た。
「....もしもし」
【○○公園で待ってます】
「え...ちょっ」
それだけ言って切れた電話。
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こうりん - 更新頑張ってください！ 待ってまーす (2018年2月12日 21時) (
レス) id: a6076d68ce (このIDを非表示/違反報告)
まっさん - ちょっとwwホソクに狂気を感じましたwwこの話面白いです！いつも楽しみにしてます！ (2017年10月1日 17時) (レス) id: 4d229e5918 (このIDを非表示/違反報告)
Hiroron(プロフ) - あー!!気になる！更新待ってます!! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 1b13fc48f2 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - ちょんうささん» お返事ありがとうございます！またまた続きが気になってワクワクしちゃってます( *^艸^)ほんとにおもしろいです！2章3章と長編でじっくり読みたいです！更新頑張ってくださいませ！応援しております！ (2017年10月1日 10時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで読んでいただけると幸いです！！頑張ります（≧∇≦） (2017年10月1日 7時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんうさ | 作成日時：2017年8月22日 12時
