あの場所で�� ページ38
＿＿＿
留学生活が始まってもう三週間が経っていた。
韓国語の勉強はずっとしていたからもう日常会話は話せるようになっていた。
でも、学校の授業が難しい。留学生だし、そんな大変じゃないでしょうって思ってた自分がバカだった...。
毎日沢山の課題は出るのに授業中のノートもうまく取れてないから、何時間もかかる。
なかなか人間関係もうまく行かずストレスが溜まっていた。
そんなある日、課題が早く全部終わった私はベッドの上でバンタンの音楽を流していた。
シャッフルで流していると、いいね！ Pt.2 〜あの場所で〜 が流れてきた。
私の大好きな歌。
その歌を聴いているうちにどんどんと胸が苦しくなってきた。
会いたい。そう思った。
私は暖かい格好をして家を飛び出した。
どこへ行けばグクに会える？
連絡先も持っていないし...。
勢いあまって出てきたはいいものの、どこへ行くのかなんて考えていなかった。
「っどうしよう。ていうか、何してんだろう私。」
その瞬間、思いついた。
あの公園。
グクと再会した、あの公園。
でも少し怖かった。
また誰かに襲われたら。
グクがいる保証なんてないのに。
そんな事は分かっていた。
でも私は公園に向かう足を止めなかった。
�爐△両貊蠅蚤圓辰討襪�ら”
さっき聞いていた歌の歌詞が私に言ってるみたいだったから。
しばらく経って、ようやく公園についた。
「っはぁ、、、。いるわけないよね。」
あの日と同じ。
真っ暗な公園。
そこには誰もいなかった。
当たり前か...。
なんて思い、公園のベンチに腰掛けた。
携帯を付けるともう夜の22：30だった。
でも帰りたくなかった。
もう少しだけ、ここに居たい。
「グク...会いたいよっ...。どこにいるの...。」
涙が溢れた。
すると、ザザッと音がした。
またあの二人組...?
怖くなった。
恐る恐る顔を上げると、
真っ黒い服を着た人がいた。
グクが私の目の前にいた。
A「っグク...オッパ...。」
私は嬉しくて、グクの元へ駆け寄った。
でも、
JK「ねぇ、こんな時間にこんなところで何してるの。」
とても低い声だった。今まで聞いたこともないような怖い声。
A「えっ...?」
本当にグク？？
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ちょんうさ(プロフ) - りりままさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて光栄です！これからもどんどん更新していくので読んでいただけると幸いです！！ (2017年5月22日 17時) (
レス) id: 05e3f609d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - るんさん» やばいと言って貰えて光栄です！！コメントもわざわざありがとうございます！これからもご期待に沿えるよう頑張ります(´;ω;｀) (2017年5月22日 17時) (レス) id: 05e3f609d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - なつさん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけると作品を作る原動力になります(´;ω;｀) (2017年5月22日 17時) (レス) id: 05e3f609d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - じあさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです...！ご期待に沿えるよう頑張っていきます！ (2017年5月22日 17時) (レス) id: 05e3f609d3 (このIDを非表示/違反報告)
りりまま(プロフ) - すごくおもしろいです。ハマりました。怒涛の更新、このまま頑張ってください。 (2017年5月22日 6時) (レス) id: 8a6248e831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんうさ | 作成日時：2017年5月17日 12時
