イ ン ス タ グク ラ ム 2

64. ホソクママは優しいヒョン ページ15

ホソクside



ホソク「お前そんな不器用じゃないだろ...え、てか元からそんな奥手でアホだったっけ？汗」

グク「うっ...反応が怖くて下手に動けないんですよ大切な人だから泣」

ホソク「ヘタレなくせに痛いし台詞はクサいし...重症だこれは。Aちゃんに良い眼科勧めときなよ...」

グク「ちょっ！言い過ぎです...でも、俺ちゃんと面と向かって言いに行きますからね！」どや



...は？


ホソク「まさかお前」

Aちゃんに...


「会いに行く気 ⁉」グク「はいっ‼♡」


いや返事早っ...しかも何そのスマイル...

ってか

ホソク「いや駄目だよ‼ 何考えてんの‼」


どう考えても危険でしょそんなの‼

もしもサセンに見つかったら...グクだけじゃなくてAちゃんだって...


俺の目を見て言いたい事が分かったのか、
グクは少し困ったように苦笑すると一瞬で真剣な顔つきになった


グク「大丈夫です。会いたいんです、俺」

グク「会いたいんですよ、どうしても」


ホソク「ジョングギ...」



グク「わがままなのは分かってます。でもずっと昔から決めてたんです。好きな人には自分の声で、面と向かって付き合って下さいって言おうって」

「カトクや手紙で済ませるのは嫌なんです。
これだけは曲げたくない」




グク「....止めますか？」


あぁもう...グギが言ったら聞かない事なんて
もうとっくに知ってるよ...

...同じメンバーとしては活動の事を考えて絶対に止めるべき

だけど1人の兄としては弟のあんなに頑張った恋を壊すわけにいかないだろ



ホソク「.....あー！もう！....応援するよ！
だけどメンバー全員にちゃんと言うんだぞ」


グク「分かってます。それにそんな危険な真似はしませんから。笑 絶対にバレませんよ」


俺の言葉を聞いてホッとしたのか、嬉しそうに笑うグク


ホソク「でもさ、本当に誰にも気づかれない自信ある？日本にARMYが今何十万人いるか、分かってる？汗」

ホソク「てか、その前に2人きりでどうやって会うつもりなの？」



グク「そんなん決まってるじゃないですか」

グク「この日にAを呼べばいいんですよ」


そう言ってグクが指差したのは俺らの日本ツアー最後の日


なるほど！ライブか

...いや1番ARMY集まるじゃん‼ もろ危ないよ‼


まじで何する気なのか分からないけど...汗

こんなにワクワクしているグクを、
俺は今まで見たことがない


ちょっと、俺まで楽しみになってきたかも

、なんて

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