イ ン ス タ グク ラ ム

15. 俺に出来るコト2 -TH- ページ15

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こちらエージェントキムテヒョン

俺はグクにそれはそれはもう毎日毎時間、四六時中朝から晩までべーーーったり付きまとって一時も離れなかった！

(スパイって何だっけ)





スパイ開始からしばらく経過しました



...流石にやりすぎたのか今グクの機嫌は史上最悪

俺を睨む目つきが地球人絶滅レベルに怖かったので俺は怒られる前に、

グクが悩んでいるんじゃないかという事
出来る事があるなら協力したいという事

思っていた事をそのまま伝えた。





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グク「...俺だって、自分でも不思議なんです」



グクも相当溜め込んでいたのか、意外にも俺の話を聞き終わってから素直に淡々と事情を話してくれた。



どうやらインスタグラムで知り合った女の子に影響されまくっていて、考えや性格が変わったり自分らしく行動できなかったり、とにかく振り回されてるらしい。黄金マンネもまだまだピュアだったんだ。笑


聞いているだけで微笑ましくて静かに頷いていたが、しばらくして俺はある事に気が付いた。









「！」









「グク」

「俺に出来る事、見つけたよ」









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グク「？」









だって、





「俺もお前と、同じだから」









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