あのね、ジミンちゃん… 3

寮 ページ37

ジン「はい、着いたよ降りて〜」

「おお…お？」

思ったより古い建物…

ホプ「あははっ汚いでしょ」

「いや、汚くはないって言うか…うん」

ユンギ 「夜オバケ出るぞ」

「えっ！ちょっとやめて下さいよ！」

皆んなに着いて行き、玄関に入る

「お邪魔しま…うわ、すごい靴の量」

靴箱からはみ出して廊下まで出る靴の山

廊下も狭く、部屋は窮屈な作り

「……」

ジン「お風呂はこっち、トイレはそこ。何回かひねらないと水流れないから。あとこの部屋が寝室ね。あ、そうだ…お風呂１つしかないからいつもは銭湯行くんだけど、どうする？」

「銭湯ですか？」

ジン「うん。嫌じゃない？部屋で済ます？」

「そうですね…いえ、一緒に行きたいです」

ジン「おっけ〜い、じゃあジミン服貸してあげて〜」

ジミン「はーい。Aどれがいい？」

「んーとね…」

コンビニでパンツを買って銭湯に向かう

歩いて10分もかからなかった

銭湯 女湯

「わー誰もいない…」

男の人ってめっちゃお風呂早いよね

急いで脱ぎ、頭を洗う

「わ〜銭湯とか久しぶり〜」

湯船に浸かり、ふと見ると外に続く扉があった

「あ、露天風呂あるんだ…へぇ」

扉を開くと、少し寒いが綺麗な景色

「うわ綺麗！」

隣には男湯の露天風呂があるのか、竹でできた柵があった

「すごい！めっちゃ綺麗！」

1番奥まで行き、景色を眺める…と

「イーヒヒヒヒッ！キュッキュッキュッ」

…え、何今の

馬の鳴き声？窓を拭く音？

そういえばなんか声も聞こえる…

グク「あはははっ！」

テテ「ジンヒョンの馬鹿〜！クソッ！くらえ『必殺テヒョンの股間洗ったタオルミサイル』うおりゃあ！」

何話してんだろ…股間洗ったタオルミサイル？

ジン「ぎゃああやめろおっ！ちょ、どこ飛ばすんだよ！？」

「ん？」

上を見ると、竹でできた柵の向こうから何かが降ってくる…

「んん？」

ぴゅーー…ボトッ

「うっ！？」

「くらえ『必殺テヒョンの股間洗ったタオルミサイル』うおりゃあ！」

テテのその言葉が、こだまする…

「ぃいやあああああ！？」

急いで顔からタオルを剥ぎ、叫んだ

テテ「うわ！なんの声！？」

ユンギ 「テヒョンまさか…Aに当たったんじゃねぇの！？」

テテ「え」

「テヒョンのっ馬鹿ああああ！！」

タオルを思い切り投げ返し、顔を洗いに露天風呂を出る

ホプ「ぎゃああああ！！」

当たったのはホプさんだった…

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