帰路につく ページ19
夕方4時過ぎ
テテ「もう朝から訳わかんないアイツら!ジミナありがとう助かったよ〜」
ジミン「いいっていいって」
「はああああ…」
ジミンがチャリを押しながら歩き、その横をテテが行き、私は今日のスポーツテストの結果表を見て絶望に浸っている
「50メートル走…8秒8…」
テテ「んー、女の子にしたら普通だよ?まぁ、男子では最下位だけどね笑笑」
「……」チーン
ジミン「まぁ、気にするな」
と、ここでテテのスマホに連絡が入る
テテ「あ、ジンヒョンだ。何々?『今日悪いけどこれからダンス来て〜。マネージャーと打ち合わせ入った〜』…だって」
「あ、じゃあ行っといで。バイバーイ」
ジミン「え、帰るの?」
「うん。だって打ち合わせでしょう?私行ったら邪魔だよ〜。それに今男装してるからさ」
テテ「いいじゃん来てよ来てよ〜!打ち合わせったってヒョンラインとマネージャーが話しして終わりだし〜俺らダンスするだけだし〜」
そう言って、帰ろうとする私を制して来る
「ええええーっヤダよ〜…だってほら…私この前飛び出しちゃって…気まずいし…ってか男装はどうすんのよ」
テテ「あ、そのことならね。実はAが飛び出してった後、ヒョン達みーんなでジミンに怒ってたの〜笑笑」
「え、そうなの!?」
テテ「そりゃね。ロッカー壊すわグク怖がらすわA泣かせるわでもう激おこだったよ〜」
ジミンの方を見ると、顔を真っ赤にして俯いている
テテ「だからね、ヒョン達みんな早くAに会いたがってるんだよ〜?心配してるし」
「…そうなんだ…でも私今の格好じゃなぁ…」
心配してくれてるのは嬉しいが、どうしても今の格好で行くと男装趣味者になってしまう
悩んでいると、テテが口を開いた
テテ「んー…よし!もういいじゃんかそのままで!」
私・ジミン「「えっ!?」」
テテ「もうさ、ただのクラスメートってことで、はい行こ!」
「……え、マジで?」
テテ「ほら、事務所までのバス来てるし。ジミン駐輪場にチャリ止めて来なよ」
ジミン「え、あぁ…わ、分かった」
ジミンはすぐそこの駐輪場へと入って行き、私はテテに押されてバスへ乗った
「や、でもテテどう言う設定よ?」
テテ「ん?ただのクラスメート!」
「えええ〜っ!?大丈夫なの?不自然じゃない?こんな急に」
テテ「もう黙ってー!大丈夫なのー!」
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maco(プロフ) - ちーさん» 返信遅くなってスミマセンm(_ _)mありがとうございます!凄く嬉しいです(^^)他の作品もよかったら読んでくださいね(o^^o) (2019年4月5日 1時) (レス) id: 21e849cce4 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 最初から最後まで、読ませていただきました。途中、感動して涙が出てきたり、一人で笑ったりしてしまいました。(笑) ものすごーーーーーーくいい話だったので、他のお話をもっと読みたいです♪読んでよかったです!!! (2019年4月4日 23時) (レス) id: fa0236cd27 (このIDを非表示/違反報告)
マネキン - りょくさん» ご感想ありがとうございます(^^)お話の説明欄にURL貼っておきました。是非読んでください(^^) (2018年8月20日 9時) (レス) id: e3bd181782 (このIDを非表示/違反報告)
りょく - こちらは続編か何かでしょうか??もしよければ1のURLを張っていただけると助かります! (2018年8月19日 9時) (レス) id: 7b3e66c843 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグは作品を作る際最初にフラグのチェックが入っている仕様です。なので更新前にチェックを外す事を忘れずにして下さい (2018年8月12日 16時) (レス) id: 484c9d624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マネキン | 作成日時:2018年8月12日 1時