. THside ページ8
僕らはヌナが大好きで、大切で、愛しい家族で、そんな人に酷いことをした人を許したり、よく思ったりはできないことをヌナは理解していて、
恋に似た気持ちを自分の中でどうにかしようとして、つらかったのかな。
TH「忘れなくてもいいんじゃない、だってその日々があったからヌナはこんなに素敵な人になれたんでしょ」
「うん、そうだと思う。」
TH「ヌナはまた先に大人になったんだね」
「そうかな、またあの日に戻ったみたいに心が苦しいんだよ」
TH「過去を過去として見つめようとしてるんだから、ヌナはやっぱり強いね、すごいや」
「テヒョンアは優しいね」
TH「ヌナが俺に優しくしてくれるから、俺もヌナに優しくしてあげたいんだよ」
「んふふ、ありがとう」
やっぱ、ヌナに撫でられるの好きだなぁ。
この前会った妹ちゃんはヌナに撫でられ放題だったのかな。あ、ジョングガもよく撫でられてる。
いいなぁ、羨ましい…
「この話はテヒョンと私の秘密ね？」
TH「もっと撫でてくれて、今日は一生に寝てもいいならいいよ」
「あはは、いいよ。」
TH「ヒョンたち怒るかな？」
「さぁ…でもこんな話恥ずかしくて出来ないよ…」
TH「俺にはいいの？」
「なんでだろうね？」
TH「いひひ！ へんなのー！ あ、ヌナ他には？他にはどんなことがあったの？」
「うーんとね、はじめてつくった曲はラブソングだったんだけど…」
TH「なにそれ、めっちゃ聞きたい」
「ユンギみたいなこと言わないでよ！ やだやだ、絶対聴かせない！」
さっきまで悲しそうに話してたのに、当時のことを話すヌナは明るくて、かわいくて、少しだけ当時の彼氏に嫉妬した。
TH「なんかあれだね、話聞いてるとその人とメールの内容全然ちがうね？」
「そうなんだよね、でも実家を尋ねてきたのは彼だってオッパもオンマも言ってたから」
家族公認でお付き合いしてたんだからそれは間違いないんだろうなぁ。
ヌナの話から見えてくるシウさんとやらは、落ち着いているイメージだけど、少し見たメールからは荒々しくてなんか活発な感じ。
TH「名乗ってるし…うーん…なんか人ってこんなに変わるんだね…」
「だね、信じ難いんだけど。
あ、どうにかなりたいとかは全然ないからね。
もうおしまいになった恋だし、幸せになんてなれない。」
TH「ヌナがわかってればいいと思うよ」
「うん、ありがとう」
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藍波(プロフ) - ひつじさん» ひつじさんコメントありがとうございます！わぁ…すごい嬉しい言葉です。コメントとても励みになります。更新しばしお待ちくださいねっ！ (2021年5月28日 12時) (
レス) id: d06db19c7b (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - いいお話だ…。涙が勝手に出てくる…。多くは語りませんけど一言、今まで読んできた中で一番最高です (2021年5月28日 2時) (レス) id: 82dc9ef354 (このIDを非表示/違反報告)
藍波(プロフ) - ななさん» 感想ありがとうございますｯ!わぁ〜一気に読んでくださったのですか！凄く嬉しいです！！かなりお待たせしてしまってるのを理解してるのですが、これからもよろしくお願いいたします！ 更新頑張ります！ (2021年4月5日 14時) (レス) id: d06db19c7b (このIDを非表示/違反報告)
なな - はじめまして。このお話がとても好きで思わず感想送りたくなり投稿致しました。話にのめり込んでしまい一気に読んでしまいました。これからもご自身のペースで頑張ってください楽しみにしてます！ (2021年4月1日 9時) (レス) id: eff7da916c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍波 | 作成日時：2021年2月27日 15時
