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NJ
「自分を愛する…」
少し顔色が良くなったヌナに肩の力が抜ける。
僕らやarmyに変わらず向ける愛を少しでも自分に向けてくれたらいいと願っていた。
NJ「あなたがもっとも苦手なことですね」
JN「ぼくらはいつもお前がどこかに行ってしまいそうで怖かったよ」
デビュー前から今まで、薄くなってきたその不安はどこか僕らの心のそばにあったままだった。
NJ「貴方はとても綺麗です。何度だって伝えます、分からないなら、何度だって、色んな言語で、色んな言葉で。」
YG「大切だよ。」
HS「もう自分を自分で傷つけないでよ。あの日肩を傷つけた日からヌナは自分の体は傷つけないって約束してくれて、守ってくれたでしょ。
こころもだよ、自分を蔑まないでいいから。」
肩を震わせて涙を流すヌナをホソガがそっと抱きしめる。
NJ「 貴方はあなた自身の手で沢山の人の心を掴んだんです。」
JM「ぼくらはヌナがどんな人でもヌナの味方です」
JK「ヌナが素晴らしい人だから尊敬しています」
TH「もちろんヌナが悪いことをしたらさっきみたいに怒るよ」
NJ「失敗したっていいです、大丈夫です。」
JN「支え合っていこうよ、Aなら大丈夫だよ。」
YG「これが公になって、なにか言うやつが現れたとしても、俺らはお前が生きてきたことを、夢を叶えたことを、本当に誇らしく思うんだ。」
わっと栓が外れたように声をあげて泣くヌナを初めて見た気がする。
いつもは何かを堪えるように静かに涙を流すから。
PD「私たちは真っ向から戦うよ。」
「はい、はい。もしあのことが公になってしまっても私は大丈夫です。いつか、いつか誰かの救いになれると思って公表する予定でしたから。」
MN「…前にもそんなこと言ってたな」
そんなこと考えてたなんて知らなかった俺らはきょとんとしてしまう。
同時になんて彼女らしいんだと思った。男の子みたいに着飾って強さを見せていた頃から、強いひとだった。
「いつか、が来るなんて思えなかったけど。
今は、今なら大丈夫だと思うんです。
みんながいてくれる。
それに、もう私は私を労わってあげられるから。」
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藍波(プロフ) - ひつじさん» ひつじさんコメントありがとうございます！わぁ…すごい嬉しい言葉です。コメントとても励みになります。更新しばしお待ちくださいねっ！ (2021年5月28日 12時) (
レス) id: d06db19c7b (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - いいお話だ…。涙が勝手に出てくる…。多くは語りませんけど一言、今まで読んできた中で一番最高です (2021年5月28日 2時) (レス) id: 82dc9ef354 (このIDを非表示/違反報告)
藍波(プロフ) - ななさん» 感想ありがとうございますｯ!わぁ〜一気に読んでくださったのですか！凄く嬉しいです！！かなりお待たせしてしまってるのを理解してるのですが、これからもよろしくお願いいたします！ 更新頑張ります！ (2021年4月5日 14時) (レス) id: d06db19c7b (このIDを非表示/違反報告)
なな - はじめまして。このお話がとても好きで思わず感想送りたくなり投稿致しました。話にのめり込んでしまい一気に読んでしまいました。これからもご自身のペースで頑張ってください楽しみにしてます！ (2021年4月1日 9時) (レス) id: eff7da916c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍波 | 作成日時：2021年2月27日 15時
