お前に言ってるんだよ！ 2 (ページ18)

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〈 JKside 〉

今日もジミニヒョンについて行ったんだ。

ミンツキに会うために。

でも、もうそこにはこの世にいるミンツキはいなくなっていた。

病室に鳴り響く音。

その音が何より「死」を表していた。

今までの感謝を込めて僕はミンツキに語りかける。

JK) ありがとう、ミンツキ。

ミンツキのおかげで救われたことがたくさんあった。

向こうの世界でもみんなの救いになって。

希望になって。

ミンツキらしく生きて。

僕は絶対ミンツキのことを忘れないから。

ミンツキの目から涙が流れた。

そして微笑んだ。

それはこの世のものとは思えないほどのもの。

ミンツキは旅だったんだ。

本当にお別れだね。

さようなら、ミンツキ。

〈 THside 〉

ジョングギと一緒にジミナについて行った。

またミンツキちゃんと喋りたいからね。

でも、先に病室に病室に入ったジミナの表情が固まったのがわかったから俺もすぐ病室に入った。

ミンツキちゃんはお空へ行く時が来たんだ。

俺がこの事実を受け入れるのにそう時間はかからなかった。

俺だって覚悟はしていたから。

だけどミンツキちゃんと一緒にいると彼女がもう少しで死んでしまうなんてまったく感じないんだ。

ミンツキちゃん自身が明るいからかな。

そんなミンツキちゃんに俺は言った。

TH) もう、お別れだね。

ミンツキちゃんと過ごした時間はいつも楽しかったよ。

もうミンツキちゃんはお空に行っちゃうけど僕のこと、忘れてないで。

僕も忘れないから。

今までありがとう、ミンツキちゃん。

僕/俺のミンツキちゃんとの最後の思い出になった。