BTSの星 (ページ16)

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ジミンの手からは真っ赤な汁が出ていた。

「その血！どうしたの！早く手当しなきゃ！！！」

ジミン「だめっ！俺に触らないで」

「えっ！なんで。」

ジミン「俺がしたことは許されないし許したくもない。だからお前は俺に触っちゃダメなんだ！」

「やだ！そんなのやだ！ジミンは悪くないの！トラウマがいけないの！だからお願いそういうのはやめて。」

ジミン「トラウマ？」

「あたし、昔いじめられててさ…」

ジミン「えっ、俺はそのトラウマをよみがえらせたの？」

「違う！そういうんじゃない！だからお願いだから距離を置くなんて言わないで」

ジミン「…分ったごめん」

「とにかく手当！！」

渡しは救急箱をとってその中から包帯とティッシュをとった。

ティッシュで、血を拭きとってから包帯を巻く。

「なんでこんなになったの？」

ジミン「自分が許せなくて、でも俺一応アイドルだしさ、顔怪我したら防弾少年団全部に迷惑がかかる、それで俺は鏡に映る自分を殴った。以上」

「ありえない」

ジミン「うん。ごめん。もう二度とあんなことしないから」

「うん。ありがとう。」

バタン

ジミンがいなくなってふと時計を見るとまだ12時

午前の短い間でいろんなことがあった。

いじめの記憶がトラウマで残るけど、防弾少年団のみんなに支えられて生きてきてるんだし、感謝しなきゃだもん。

私はソイの部屋に行ってドアをノックした。

ソイ「どーぞー」

ガチャッ

「ねぇソイ。あなたジンオッパと付き合ってるでしょ」

ソイ「バレたかーあちゃー」

「バレバレ、もうチューも済ませてるでしょ。」

ソイ「ぶっっって！なんでしってんの！もう！」

「バレバレ」

トントン

テヒョン「Aちょっといい？」

「あっうん。」