独身女の奮闘気 【SVT】

ハンソルちゃん ページ11

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WN
『彼氏欲しいの？』




「いつ起きたの？」




WN
『いたことないの？』




「いつから聞いてたの？」








噛み合わない会話。




両者とも噛み合わせる気もないです。








彼氏いたことあるけど言ったら嘘だろってバカにされそう









「…今までいたこと無いんだよね」笑









WN
『俺中学の時いたよ』




「別に聞いてないよ？」




WN
『負け犬の遠吠えだ』






なんだこの狐！！！！




すっごいムカつく！！





「ねえウォヌ、いつも美味しいご飯作るの誰？」








WN
『ミンギュ』








「じゃ、じゃあ家事…もミンギュだわ」








やっばい勝てねえ女子力負けてる！！









WN
『ヌナさ、太った？』






ちょ、こいつなに？





「え？は？聞こえないわんもあぷりーず」









するとウォヌは自分の顎をちょんちょんってして









WN
『二重顎』






とだけ言った。









ストレスですね、完全に。







「レディになんてこと言うの？」




WN
『レディってどこ？』






きつね…(さつい)









「もう、私の可愛さがレジェンド級だからって

　現実逃避するなって！！」









あ、いやもう…スングァンより冷たい目！！









VN
『で、彼氏だれ？』





「どっから沸いたの！？」








ボノニ寝てたじゃん！？





口開けて爆睡してたのに！！








「…いないって！」








VN
『内緒内緒』





耳を傾けてくる。





言えってか？





あー…でもボノニは笑わないかも






ゆっくりボノニに近づいて





耳元に顔を寄せる。







「…テヒョン」






動かないボノニ。





「ちょ、ハンソルちゃん？」






ウォヌは目をぱちくりさせてる。







VN
『どうしよ、これから顔見れない…』





「いやなんで？」









ハンソルちゃんは口をあわあわさせて









部屋に戻った。







置いてかないで！？

トゥンク！！→←オンニ！！

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