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「そんなばかなこと……」
わたしの身体はどこまでジミンにおかされているというのだろうか。いや、そんなこと認めたくない。認めてたまるもんか。ふるふると首を振って考えるのを止める。汗をかいたのは事実なので早くシャワーを浴びて洗い流そう。
そう思ってベッドから降り立ち歩き始めれば、更に感じる湿った感触。それを無視するように早足でお風呂場へと向かう。
「あ……」
「今日は早いんだね」
「目が覚めちゃったの」
「良かったね。ちょうど俺も終わったところだったから」
扉を開けば相変わらず真っ裸で眩い光を放つジミンがいた。その美しい身体つきに思わず見惚れてしまえば、ぞくりと肌が粟立ちまたどくどくと激しく脈打つのが分かった。
そのままジミンを見つめたままのわたしに気にせず彼は指を鳴らす。そうすれば既に見慣れた光景になっていた白い鳩が消えた。
「入れば？」
「え……ジミンは？」
「まだ乾かしてないから」
「……じゃあ用が済むの待ってるから」
「今更恥ずかしながらなくてもいいけど。もう全部見てるんだし、何も思わないよ」
そういうことじゃない。今のわたしの身体の状態をジミンに知られるのは嫌だし、探るような目でわたしを見てくるジミンの傍で服を脱ぐのが嫌だった。
それでもジミン自身譲る気はないのか、鏡の前から動かないし、ジミンがわたしの言う通りにするわけないということも分かっていた。
仕方なくジミンの存在を無視するように手早く服を脱ぎ始める。さっさと脱いで浴室へと入ってしまえば問題ないだろう。
「ふっ……そろそろ触って欲しいんじゃない？」
「なに、を……」
「いつでも言いなよ。俺は構わないから」
にやって笑って言うジミンは、わたしの状態に気付いているからなのか。それとも偶然なのか。
どちらにしろジミンからしたら、わたしは欲に忠実で我慢の出来ない子だと思われているってことで。でもこんな状態になっているんだから、それが事実で恥ずかしくてしかたなかった。
ジミンの言葉を振り切るように勢いよく残りの服を脱いで浴室へと急いだ。そしてすぐさまシャワーを流して頭から被る。
落ち着かなきゃ。身体を静めなきゃ。
「あ……」
鏡に映ったわたしの脚の付け根から太腿に掛けてどろりと自身から流れ出たものが垂れていて。これをジミンに見られてはいないか不安になった。
でもそんなことより気付けば中心に手が伸びている自分自身に驚愕する。
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藍(プロフ) - マリさん» ときめきMAXありがとうございます！そんな純粋なお話じゃなくてえろを全面に押し出しているお話なのに…天使ジミンちゃん側も変化が見えてきたところで3章突入です。いつもありがとうございます！ゆっくりですがあと少しお付き合い下さいませ (2021年4月25日 13時) (
レス) id: 10b94e4ad6 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - 天使様が焼きもちをやいたり独占欲を出してきたり、最高の展開を迎えてきて私のときめきもMAXです。更新いつもすごく楽しみにしてます！素敵なお話をありがとうございます。 (2021年4月22日 23時) (レス) id: dd24aa3b37 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - otouhu3さん» 毎回嬉しいお言葉ありがとうございます！とても励みになっております。いつも虐められてばかりですからね、偶には余裕がない姿も見てみたいものです。何度も交わってお互い知り尽くしてきてジミン天使様も満更でもないんでしょうね笑 (2021年4月17日 4時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
otouhu3(プロフ) - いてもたってもいられずコメントしに来てしまいました。お風呂のシーンの天使様が普段より早く昇りつめるところにめちゃめちゃキュンとしました…！余裕がなくなってきてるのではTT今回も態度にも翻弄されています…。忙しいとは存じますが何卒ご自愛くださいませ…！ (2021年4月15日 19時) (レス) id: 3f801ffea3 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - マリさん» 天使様サイドも気になりますよね。そのうち明かされると思います。多分…わたしの心配までして頂きありがとうございます。マリ様もお忙しい中ありがとうございます。お互い身体には気を付けて、天使ジミン様で癒されましょう (2021年4月3日 23時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2021年3月27日 20時
