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相手のことなんて気にせず、トイレ！って叫びたいぐらいだったけれど。ついてこようとする男にぴしゃりと言い切りしっかりとした足取りで、むしろヒール音響き渡らせて席を外した。
わたしの後に彼女達が続くかどうか分からないけれど、とりあえずそろそろ愛想笑いを疲れたし、気を遣いながらお酒飲むのも面倒くさくなってきた。
深い深い溜息をついて鏡の中の自分を覗けば、つまらなそうな顔をしている。
これならクラブとか行ってた方がマシだったかな〜仕事終わりに行くほど体力残ってないけど。こっちは毎日毎日ジミンに好きなようにされて疲弊してんのよ、なんて1人ごちる。
「A行動早すぎ〜」
「お疲れ〜もう解散で良くない？」
「いきなり！」
「だって時間の無駄だよね？流石に将来要望でもおっさん達はなしだわ。っていうか、あの年齢ならもうそれなりに稼いで貰ってないと」
「A厳し過ぎ」
わたしの止まらない愚痴に友人は爆笑しながらメイクを直していた。相手があんなんだからメイク直す気も起きないわ。
「向こうの幹事も見た目はいいけど、チャラそうだからな〜」
「そもそも自分よりかなり年上のブス連れてくる時点でなしでしょ」
更にもう1人トイレにやって来たかと思ったら、すかさず毒舌広げるから先に居た友人と笑うしかなかった。みんな思ってることは同じらしい。
「ユナは来ないみたいよ」
「え、そうなの？」
合コンを計画した当事者、ユナが来ないなあって思ってたら後から来た友人がそんなことを言う。
「向こうの幹事に捕まってた。まあ友達みたいだし、無理じゃない？」
「じゃあどうするの？戻る？」
「解散出来ないなら向こうのお金だし、食べたい物食べて飲んでもいいかなあって思ってる。もしかしたら良いパイプになるかもしれないし」
「あんたのその根性は尊敬するわ。わたしは無理」
「まあAは帰って良いんじゃない？」
「本当？遠慮なく抜けさせてもらうよ〜」
「わたしどうしようかな」
「あんたはもう暫く付き合いなさいよ。抜けるにしても後からね」
「はいはい」
「じゃあユナに宜しく伝えておいて〜」
席に戻る2人を見送って、息を吐き出す。
さて、抜けるにしてもこの苛立ちを解消する為には飲みたいし。どうしようか。
とりあえずわたしもメイク直すか。
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藍(プロフ) - マリさん» ときめきMAXありがとうございます！そんな純粋なお話じゃなくてえろを全面に押し出しているお話なのに…天使ジミンちゃん側も変化が見えてきたところで3章突入です。いつもありがとうございます！ゆっくりですがあと少しお付き合い下さいませ (2021年4月25日 13時) (
レス) id: 10b94e4ad6 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - 天使様が焼きもちをやいたり独占欲を出してきたり、最高の展開を迎えてきて私のときめきもMAXです。更新いつもすごく楽しみにしてます！素敵なお話をありがとうございます。 (2021年4月22日 23時) (レス) id: dd24aa3b37 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - otouhu3さん» 毎回嬉しいお言葉ありがとうございます！とても励みになっております。いつも虐められてばかりですからね、偶には余裕がない姿も見てみたいものです。何度も交わってお互い知り尽くしてきてジミン天使様も満更でもないんでしょうね笑 (2021年4月17日 4時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
otouhu3(プロフ) - いてもたってもいられずコメントしに来てしまいました。お風呂のシーンの天使様が普段より早く昇りつめるところにめちゃめちゃキュンとしました…！余裕がなくなってきてるのではTT今回も態度にも翻弄されています…。忙しいとは存じますが何卒ご自愛くださいませ…！ (2021年4月15日 19時) (レス) id: 3f801ffea3 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - マリさん» 天使様サイドも気になりますよね。そのうち明かされると思います。多分…わたしの心配までして頂きありがとうございます。マリ様もお忙しい中ありがとうございます。お互い身体には気を付けて、天使ジミン様で癒されましょう (2021年4月3日 23時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2021年3月27日 20時
