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「あはは、目覚めた？安心して、僕の奢りだから」
「そ、そんな……」
「はい、じゃあ片付けて〜どこ食べに行こうね？Aちゃんは何が好き？」
くすくす笑いながらわたしを促すミンソクさんに現金な奴だと思われたかなと気になるけれど、でもミンソクさんに誘われてミンソクさんとご飯に行けるという事実が嬉し過ぎてどうでもよくなってしまう。
急いで作成していたエクセルを保存して、パソコンを閉じて、机の上も綺麗に片付ける。それを見ながらミンソクさんは「お酒好きー？」なんていろいろわたしに聞きながら、これから行く店を決めていた。
「お願いします」
「はーい、出発〜」
前もそうだったけど、やっぱりミンソクさんが運転するミンソクさんの匂いが漂う車に乗るのは凄いどきどきする。
ミンソクさんの方は終始にこにこしていて、いつも通り穏やかなのだけれど。わたしは心臓ばくばくで、必死に冷静になろうとしているから自分から話題を振ることも出来ずにひたすら頷くことしかできなかった。
「お酒好きって言ったし、いろいろ飲めるお勧めのバーがあるんだけど、そこでもいいかな？」
「どこでも大丈夫です！」
「ふふふ、良い返事。そこね、見た目は凄く入りにくい感じの佇まいなんだけど、中は開放的でお洒落でね？料理も美味しいから、お酒も料理も両方楽しめるところなんだ」
「そんなところが会社の近くにあったんですね」
「そうそう。あ、代行頼むから僕も飲ませて貰うね？」
「わ、わたしは歩いて帰れるので大丈夫ですよ！」
「いくら近いって言っても夜遅くなるからちゃんと送ってもらうよ」
「すみません……何から何まで」
「いいのいいの。誘ったのは僕だしね」
よくよく考えればミンソクさんと外でご飯なんて会社の飲み会ぐらいしかなくて。そういう所だと、他の人達に囲まれちゃってるから隣に座れたことなんてない。それなのに突然2人で、しかもお洒落なバーなんて！
急展開だし、突然難易度上がって、わたしは生きて帰れるのか凄く不安。
どきどきしながら辿り着いたお店に案内されれば、話してた通り見た目はとても入り辛そうな雰囲気で、1人だったら絶対に入ろうとはしないなって思った。
でも1歩踏み込めば、本当に開放的でお洒落で、既に何組かお客さんがいたけれど、お洒落なバーだけれども普通のお店の様に楽しそうに食事をしていて安心した。
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藍(プロフ) - マリさん» ときめきMAXありがとうございます！そんな純粋なお話じゃなくてえろを全面に押し出しているお話なのに…天使ジミンちゃん側も変化が見えてきたところで3章突入です。いつもありがとうございます！ゆっくりですがあと少しお付き合い下さいませ (2021年4月25日 13時) (
レス) id: 10b94e4ad6 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - 天使様が焼きもちをやいたり独占欲を出してきたり、最高の展開を迎えてきて私のときめきもMAXです。更新いつもすごく楽しみにしてます！素敵なお話をありがとうございます。 (2021年4月22日 23時) (レス) id: dd24aa3b37 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - otouhu3さん» 毎回嬉しいお言葉ありがとうございます！とても励みになっております。いつも虐められてばかりですからね、偶には余裕がない姿も見てみたいものです。何度も交わってお互い知り尽くしてきてジミン天使様も満更でもないんでしょうね笑 (2021年4月17日 4時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
otouhu3(プロフ) - いてもたってもいられずコメントしに来てしまいました。お風呂のシーンの天使様が普段より早く昇りつめるところにめちゃめちゃキュンとしました…！余裕がなくなってきてるのではTT今回も態度にも翻弄されています…。忙しいとは存じますが何卒ご自愛くださいませ…！ (2021年4月15日 19時) (レス) id: 3f801ffea3 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - マリさん» 天使様サイドも気になりますよね。そのうち明かされると思います。多分…わたしの心配までして頂きありがとうございます。マリ様もお忙しい中ありがとうございます。お互い身体には気を付けて、天使ジミン様で癒されましょう (2021年4月3日 23時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2021年3月27日 20時
