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「あ……はね……」
「ふっ……よっぽど気持ち良かったんだろうね。いつもより早くエネルギーで満たされたよ」
笑うジミンの背中からは漆黒の羽が生えていて、ばさりと一度羽ばたいた。わたしはその様子をぼーっと眺めていることしか出来なかったけれど、ジミンは構わずわたしの身体を抱えて歩き始めた。
「え……や、まって……やだ、」
「ねぇ、エネルギーは集まったんだけどさ、このまま続きしていい？」
「だ、め……」
「えぇ？でも俺はまだ満足してないんだよね」
ジミン自身がまだわたしの中に入ったままなのに、凄い力で抱えあげられて歩き始めるから、動く度に振動でわたしは感じてしまう。
お互い身体は濡れたままなのに、ジミンは気にすることなく浴室の扉を蹴り開けて、そのまま洗面所を通り過ぎてベッドの方まで向かう。
「じ、じみん……」
「だめ？Aもまだ気持ちよくなりたいでしょ」
「もう、むり……」
「大丈夫。ちゃんと世話してあげるから」
「そういう、ことじゃなくて……」
「でもさ、Aの中は俺の事締め付けて離してくれないよ？」
笑いながら言うジミンはベッドの上に腰を下ろして、わたしはそのままジミンに跨る体制のまま倒れこんだ。
「じゃあ……嫌だったら逃げて」
「え？」
「逃げないなら大丈夫ってことで続けるね」
そう言った瞬間、腰を突き上げてわたしの中をごちゅんと突いてくる。その刺激に仰け反りながら感じて、びくびくと身体を震わせることしかできなかった。
「ほら、また締め付けてきた。Aも俺のものまだ中に入れておいて欲しいんでしょ？」
さっきまでのような容赦なく突き上げてくる腰の動きではないけれど、ゆるゆると擦り付けるように突かれるだけでも十分な刺激で、とてもじゃないけれど自分の力ではジミンの上から離れることは出来なかった。
それでもなんとかこの状況から抜け出せないかと身体を起こして、ジミンの肩に手を置く。でもそのタイミングを見計らったようにまた突き上げられて、悲鳴を上げなら仰け反ってしまう。
ジミンはわたしの晒された喉元をぺろりと舐めたかと思ったらがりっと甘噛みしてきて、またぴくんと腰が跳ねる。
ぐっと逃げるように肩に置いた手を伸ばして距離を取ろうとするけれど、今度はごちゅごちゅと突き上げてくる腰の動きに力が抜けてしまう。
結局ジミンから逃げることなんて出来ずに、また意識を飛ばすまで抱かれることになってしまった。
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藍(プロフ) - マリさん» ときめきMAXありがとうございます！そんな純粋なお話じゃなくてえろを全面に押し出しているお話なのに…天使ジミンちゃん側も変化が見えてきたところで3章突入です。いつもありがとうございます！ゆっくりですがあと少しお付き合い下さいませ (2021年4月25日 13時) (
レス) id: 10b94e4ad6 (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - 天使様が焼きもちをやいたり独占欲を出してきたり、最高の展開を迎えてきて私のときめきもMAXです。更新いつもすごく楽しみにしてます！素敵なお話をありがとうございます。 (2021年4月22日 23時) (レス) id: dd24aa3b37 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - otouhu3さん» 毎回嬉しいお言葉ありがとうございます！とても励みになっております。いつも虐められてばかりですからね、偶には余裕がない姿も見てみたいものです。何度も交わってお互い知り尽くしてきてジミン天使様も満更でもないんでしょうね笑 (2021年4月17日 4時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
otouhu3(プロフ) - いてもたってもいられずコメントしに来てしまいました。お風呂のシーンの天使様が普段より早く昇りつめるところにめちゃめちゃキュンとしました…！余裕がなくなってきてるのではTT今回も態度にも翻弄されています…。忙しいとは存じますが何卒ご自愛くださいませ…！ (2021年4月15日 19時) (レス) id: 3f801ffea3 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - マリさん» 天使様サイドも気になりますよね。そのうち明かされると思います。多分…わたしの心配までして頂きありがとうございます。マリ様もお忙しい中ありがとうございます。お互い身体には気を付けて、天使ジミン様で癒されましょう (2021年4月3日 23時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2021年3月27日 20時
