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ふわっと頭を撫でられて驚く。
「じん、さん……？」
「遠慮しなくていいからね。僕がいつもAちゃんに癒されてるように、僕もAちゃんの助けになりたいから」
「ありがとう、ございます……」
その優しさが眩しい。あなた達の大事なメンバー、末っ子とわたしは人には言えない関係なんです。なんて言えるわけなくて。なんだかジンさんを裏切っているような気がして、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
「そろそろホテル戻ろうか。きっと動いたから、朝ご飯美味しく食べれるよ」
手を差し出されて、思わず掴んでしまった。はっと気付いたのはもう歩き始めた後で、今更手を離すことなんてできなかった。
完全に日が昇りきる前に外に出たというのに。随分とのんびり砂浜を歩いていたみたいで。ホテルに戻る頃は、みんなが起き出す時間になっていたみたいだ。ロビーにスタッフの姿が見えて、思わず手を離してしまった。
「あ……」
「あ、ごめんね」
「い、いえ……見られてしまうと、誤解を与えてしまいますから……」
「ふふ、そうだね」
あまり気にしてないのか、ジンさんは楽しそうに笑うだけだった。
「ジョングク！おはよう、珍しく早いじゃん」
「……はようございます」
ちょうどロビーに入れば、エレベーターも降りてきたみたいで。そこから出てきたのは彼だった。眠そうな顔をしながらジンさんに挨拶をして、そのままわたしの方へと顔を向ける。
「おはよう、ございます……」
恐る恐る挨拶をすれば、一瞬目を見開いて、小さく挨拶し返す彼にどきりとする。
「俺の目の前でヒョンの周りをうろつかないで」
彼に言われた言葉が脳裏をかすめる。
ジンさんと一緒にホテルに戻ってきたことをどう思っているのだろう。またジンさんに色目使ってなんて言われてしまうかな。彼の反応が気になって、2人が食堂へと足を進めるのを追いかけることができなかった。
「Aちゃん？」
「あ、えっと……わたし、一旦部屋に戻ります」
「なんで？一緒に朝食食べましょうよ」
ジンさんに名前を呼ばれて、咄嗟に逃げる選択をすれば、彼がすかさず笑顔でそんなことを言うから言葉に詰まる。
「でも……」
「もうあんまり時間ないんじゃない？」
ジンさんにまでそう言われてしまえば、これ以上断ることはできなくて。恐る恐る2人の後についていく。
「ジニヒョンは朝から何してたんですか」
「海の方に行ってただけだよ」
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藍(プロフ) - Agust dさん» あわわ！むしろお勉強のお邪魔をしていませんか？気分転換になったのならいいのですが。わたしはいつも素敵なお言葉に励まされております。本当にありがとうございます！ (2019年12月3日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 私現在、試験期間中なのですが疲れたときにちょうど更新通知が来ていて「藍さんｯｯ!!!!」ってなりました (2019年12月1日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - exol0725puさん» ゆんぎさんはいつもさらっと核心ついたり、周りを冷静に見ているイメージなので…格好良くしてしまいがちです笑 コメントありがとうございました！ (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - babe305901さん» わーありがとうございます！嬉しいです。これからも素敵なジョングクをお届け出来るように頑張りますね。 (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
exol0725pu(プロフ) - ユンギさんめっちゃかっこいい( (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e1f656f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年11月10日 9時
