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「あ、それってアメリカとヨーロッパ行った時の？」
「そうです。邪魔なんで体重かけてこないでくれますか」
伸し掛かるように膝の上に置いたパソコンの画面を見てくるジミニヒョンを肘で突く。
いつもは事務所に与えられた作業スペースでやってるんだけど、ワールドツアー中で移動が多くて、時間がないから。隙間時間に少しずつ整理しようと、最近はノートパソコンを持ち歩いていた。今日も移動の車の中でちまちま作業してて、そのまま宿舎に戻ってきて作業を続けているところだった。
「え、俺にも見せて」
ちょうど飲み物を飲んでいたテヒョニヒョンも近付いて、反対側から覗き込んできた。
「あ、これテヒョンと俺じゃん。いつの間に撮ってたの」
「カメラに気付かないぐらい集中してる方がいい写真撮れるんですよ」
「えーでもこの俺ちょっとぶさいくじゃない？」
「自然体でいいんじゃない？」
「でも、」
「テヒョニヒョン、手に持ってる飲み物零したら後悔させますからね」
「あーごめん、そんな怒らないでよ」
喋るのに夢中になって、持っていた飲み物がぐらぐらと揺れるのを視界の端で捉えた。パソコンに零されたら恨んでやる。
「これってジョングギが1人で観光した時の写真？」
「そうです」
「へーお城なんて行って来たんだ。いいじゃん」
「あ、ねーこれ誰？」
「は？」
構図が気に入らなかったり、上手く撮れなかった写真を削除しながら1枚1枚流し見していた時だった。ジミニヒョンの手が伸びて、勝手に写真を拡大させる。
それは俺が撮ったAヌナの後姿だった。内心焦るものの、後姿だしと表情は変えずにジミニヒョンを見る。
「知らない人ですけど」
「そうなの？風景より、この人にピントあってたし、中心に写ってるから知ってる人かと思った」
「たまたまじっと見ている姿が目に入って、周りに溶け込んでいたから一緒に撮っただけです。顔も覚えてません。もしかしたら見てないかも」
「ふーん……偶然にしてはいい写真だね」
「こうやって真剣に見てる人って絵になるよね。俺も思わず撮りたくなるもん」
同じように写真を撮るテヒョニヒョンが同意してくれたおかげで、そこまでジミニヒョンも気にしていないようだった。
それなのに。
「どれどれ〜？」
「わ、ホソギヒョン」
今度はテヒョニヒョンの後ろから、ホソギヒョンが覗き込んできた。本当にみんな邪魔なんですけど。作業しにくい。
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藍(プロフ) - Agust dさん» あわわ！むしろお勉強のお邪魔をしていませんか？気分転換になったのならいいのですが。わたしはいつも素敵なお言葉に励まされております。本当にありがとうございます！ (2019年12月3日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 私現在、試験期間中なのですが疲れたときにちょうど更新通知が来ていて「藍さんｯｯ!!!!」ってなりました (2019年12月1日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - exol0725puさん» ゆんぎさんはいつもさらっと核心ついたり、周りを冷静に見ているイメージなので…格好良くしてしまいがちです笑 コメントありがとうございました！ (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - babe305901さん» わーありがとうございます！嬉しいです。これからも素敵なジョングクをお届け出来るように頑張りますね。 (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
exol0725pu(プロフ) - ユンギさんめっちゃかっこいい( (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e1f656f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年11月10日 9時
