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「Aオンニお疲れ様です。わたし3人でいっぱいいっぱいで、最後は手伝ってもらって…」

「ううん、ジアちゃんも突然だったのにありがとう。まだ終わりじゃないから引き続き頑張ろうね」

「はい!」


わたしと違って全く疲れていないジアちゃんの元気がいい様子に羨ましく思う。

この後もメイク直しはあるし、最悪がらりと印象を変えてと指示を出されて一からメイクし直しの場合もありえる。そんなことになってしまえばまた彼の顔に触れなくてはいけなくなってしまって、今度こそ呼吸ができなくて倒れてしまうかもしれない。

なんて馬鹿なことを考えながら、よろよろとスタジオに向かう。毎回すぐにメイク直しできるようにスタジオの隅にいるが、その時も彼の姿は目に入れないようにしている。自分が担当してないからメイク崩れに気付く必要もないと思っていて、彼のことはオンニが見ているから、そう言い訳して他のメンバーのことを必死に見ていた。

でも今日はそういうわけにはいかないよね…ジアちゃんだって自分の担当以外を気にしている余裕はないだろうし。



そんなことを考えながら彼を気にしつつ、他のメンバーも見ていた筈なのに。いつの間にか彼のことしか目で追っていなくて。

ああやっぱりわたしは彼がきらきらと輝いてアイドルやってる姿が好きなんだなって思う。彼とこんな関係になるまでは純粋に彼のその姿に惹かれていて。格好良くも可愛いくもある彼の姿に胸が苦しくなって、全力でパフォーマンスする様子に目が離せなくて、改めて素敵だと思った。





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「ソミオンニ!」


次の日、気持ち早めに現場に向かえばまだソミオンニもジアちゃんも居なくて。仕事終わりにオンニと連絡を取った時、今日は仕事に来ると言っていたから安心していたけれど。まだ居ない2人にそわそわしていたら。現れたソミオンニの姿に驚いてしまった。


「ごめんね〜昨日は突然で大変だったでしょ?」


申し訳ない顔をして挨拶をしながらやってきたソミオンニだったけれど、正直わたしはオンニから目が離せなかった。正確にはオンニの腕から。


「お、おんに…その、うで…」

「あー目立つよね?ぽっきりいっちゃったみたいで」

「え…」


オンニの腕は布で首から吊るされていて。それだけで十分状況は理解できたのだけれど、やっぱり聞かずにはいられなくて。聞いてみて思った通りの回答でも頭では理解できなかった。したくなかった。


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(プロフ) - Agust dさん» いえいえ正常です笑 わたしも書きながらグクが来たら何させようとずっと考えていました。その結果が今回のお話です。いつもより濃厚にお届けしました!夜中しか更新できなくて申し訳ないですが、お目覚めのお供にどうぞお楽しみください。 (2019年11月8日 0時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 夢主の部屋に早くグクが来てなにかが起きて欲しいと楽しみに心待してしまう私は、すこし変態でしょうか? 夜遅くに更新お疲れ様です 朝起きて通知見た瞬間パッチリ目が覚めました これからもファイティンです♪ (2019年11月6日 17時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - kokoboboさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!他のお話も読んで下さって嬉しいです。今までのグクのお話とは違いますが、わたしもダークな一面が好きなので喜んで貰えて良かったです。のんびり更新ですが、最後までお付き合い頂ければと思います! (2019年11月6日 0時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
kokobobo(プロフ) - 素敵な作品読ませていただいてます!以前からお話は読ませていただいていたんですが、ついにグクの闇?版が出てもう本当に嬉しかったです!もうグクのこのちょっとダークな感じが...控えめに言っても最高で... これからも頑張ってください!ありがとうございました! (2019年10月31日 19時) (レス) id: 4b3068ef63 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あずささん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!まだまだお互い一方通行ですが…わたしも早く2人の甘いお話を書きたいですのでお待ち下さいませ。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月25日 15時

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