1-05 ページ5
.
ジョングクさんのお仲間さんたちは賑やかで、その後も忙しいはずなのにわたしと話をしてくれた。
確かジンさんが僕たちのマンネって言ってたしジョングクさんも僕のヒョンたちって言っていた。ジョングクさんはみんなに愛されてるマンネなんだなあって彼らを見ていたら思った。
彼らがアイドルとして活動しているところは見たことないけどきっと、とてもいいグループなんだと思う。
最初も思ったけどひとりひとりも優しくて素敵な人たちだと思うから、そんな人たちが集まったグループなんだからいいグループだよね。
そう思ったらジョングクさんを庇ってよかったって思う。
まだ出会って数時間も経ってないけどジョングクさんがとても愛されてることは伝わってくるから。ぼんやりとだけど、みんなからジョングクさんを温かく見守ってる雰囲気が伝わってくる。
優しく包み込んでるっていうのかな?それがひしひしと伝わってくるからきっとわたしが感じたことは間違ってないと思う。
「騒いでしまってすみません。そろそろ僕たち帰りますね」
みんなのリーダーなのかな。確かナムジュンさんだったと思うけど、彼がわたしを気にしながら口を開いた。
「Aヌナ、また来ますね」
「無理しないで下さい。みなさんきっと売れっ子だと思いますから、忙しいと思いますし」
「A、本当に俺たちのこと分からないんだね」
「え?」
ずいっとわたしの真ん前にやってきて真顔でそんなことを聞いてくるから驚いた。
ジョングクさんが小さな声でヒョンって彼のことを呼んでいるけど気にしないでわたしに話しを続ける。
「テレビ見て、俺たちの名前早く覚えてよ。俺はテヒョンだからね!」
「あ、はい。暫くは入院しないといけないですから、時間はいっぱいあるので頑張ってテレビ見ます」
「頑張ることなの?」
テヒョンさんが面白そうに笑ってくる。この人もなかなか人懐っこい性格なのかな。
「Aヌナ、僕たちのDVD持ってきます。それで僕たちのこと知ってください」
「DVD?」
「それいいかも!テレビじゃずっと写ってるわけでもないしね!」
ジョングクさんの言葉にテヒョンさんは「いい!いい!」って嬉しそうに騒いでる。
「いい暇つぶしになると思いますし、僕たちのことも知れるし、いいアイデアでしょ?」
「ありがとうございます。ではお願いします」
.
1268人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Yuki - ありがとうございます!では、遠慮なく、、、。本当に藍さんの作品に出合えてよかったです!無理せず更新頑張ってください!!! (2019年1月30日 23時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» いつもいつもyukiさまの温かいコメントにほっこりしていますので。いくらでもコメントして下さい!嬉しいので有難いです。もうすぐ1章終わりますので引き続きお楽しみください! (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。こちらまで読んで頂いて嬉しいです。もしかして、もしかしてです。もうすぐ明らかになりますのでお待ちくださいね。 (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - いえいえ!逆に、コメントしすぎちゃうとダメかなって思って、でも藍さんとお話したくなっちゃって、、、笑笑 お言葉に甘えてこれからは毎日のように送っちゃってもいいですか!!!ウザかったら無視してくれちゃって大丈夫です!更新頑張ってください! (2019年1月29日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ずっとずっともしかして、と思っていましたが、ヒロインヌナ記憶がないですよね?でもふとした瞬間に体が動いてますね…そろそろ涙が止まらなくなってきました (2019年1月28日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藍 | 作成日時:2019年1月20日 1時