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「Aヌナ、お休み作って下さいよ」
「え？」
最近はジョングクさんたちは忙しいようでお店に来ることが少ない。事務所に居ることもあまりないみたいでデリバリーの電話もない。でも会えない時はジョングクさんからカトクが届くようになった。
今日は音楽番組の収録がある。明日から日本に行くんだ。今、アメリカにいるんだ。なんて近況を教えてくれる。たまーに自撮りの写真も添えられて。
そんなジョングクさんの写真を見てきゅんとしてしまっているのは秘密。そしてその胸の高鳴りにも気付かないようにしている。
お忙しいジョングクさんから電話を貰ったのはつい30分前のこと。久しぶりに頼まれたデリバリーに張り切って用意して届けに行ったらそんな不満をジョングクさんから言われる。
「あ、また店長からわたしのシフト表を勝手にもらいましたね」
「だってヌナ教えてくれないから。そしたらびっくり。ヌナ、もう来月まで休みないじゃん！」
信じられないって顔してわたしを見てくるジョングクさんに苦笑する。別にわたしはバイトじゃないし、社員として働いているからそんな休みをもらうわけにはいかない。
それにリハビリも少なくなったから通院の為に休む必要もない。そうなると休んでもすることもないからシフトはいっぱになる。別になんの不都合もなかった。
「休む必要もないのでお休みはいいんです。他の人が休みたい時はわたしが働かないといけないですし」
「なんでヌナはいつも自分は後回しなの〜働き過ぎ。倒れたらどうするの。もっと休んで」
立て続けに言われる言葉に苦笑する。そうやって心配されるのがくすぐったくて嬉しいって思う。
「ジョングクさんこそお忙しくされてるじゃないですか。それに比べたらなんてことないですよ」
「そういうことじゃないのに…来月はお休み作って下さい。できれば水曜日！僕、1日オフの予定なんです」
休みを合わせるってことだろうか。それって…なんて自分で勝手に想像して嬉しくなってしまうから心の中で咎める。
「ヌナが明日休みだったら良かったのな〜」
「ジョングクさん、明日もお休みなんですか？」
「うん、午後だけね。ヌナと映画行こうかなって思って」
「映画？」
「それは来月の水曜に変えます」
ああ…なんでそんなさらっと言うんだろう。忙しい中の貴重なお休みなのに。わたしと合わせて一緒に映画を見に行ってくれるってことよね？
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Yuki - ありがとうございます！では、遠慮なく、、、。本当に藍さんの作品に出合えてよかったです！無理せず更新頑張ってください！！！ (2019年1月30日 23時) (
レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» いつもいつもyukiさまの温かいコメントにほっこりしていますので。いくらでもコメントして下さい！嬉しいので有難いです。もうすぐ1章終わりますので引き続きお楽しみください！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。こちらまで読んで頂いて嬉しいです。もしかして、もしかしてです。もうすぐ明らかになりますのでお待ちくださいね。 (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - いえいえ！逆に、コメントしすぎちゃうとダメかなって思って、でも藍さんとお話したくなっちゃって、、、笑笑 お言葉に甘えてこれからは毎日のように送っちゃってもいいですか！！！ウザかったら無視してくれちゃって大丈夫です！更新頑張ってください！ (2019年1月29日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ずっとずっともしかして、と思っていましたが、ヒロインヌナ記憶がないですよね？でもふとした瞬間に体が動いてますね…そろそろ涙が止まらなくなってきました (2019年1月28日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年1月20日 1時
