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でもジョングクさんの声だってすぐ分かってしまうぐらいジョングクさんと話せるのを喜んでいる自分がいて。相変わらずの温かさとか優しさにまた甘えてしまっている自分がいた。
「分かりました。いつものですよね？」
「そう！あとヌナのお勧めお願いします」
気付いたらうきうきとデリバリーの用意している自分がいた。
「なに、とうとう本当にデリバリーになったの？」
「え？」
イギョンさんが近付いてきてにやにやしながらそんな事を言い出す。
「まあ店長が何も言わないから俺は何も言わないけど」
「すいません…お店空けて」
「別に。まあ良かったんじゃない？アイドルに気に入られて」
何だか棘のある言い方が気になるけれど…でも確かにすごい浮かれてる。ジョングクさん喜んでくれるかなって飲み物以外をいそいそと用意して。
しっかりしなきゃ。向こうだってこうやってデリバリーしてくれるから楽なだけ。
何も知らない所に頼むよりうちのお店ならもう分かってるから簡単に頼めるし…それに彼らのことを知らない人の方がジョングクさん達も心配が要らないんだろう。ファンだったら大変だもんね。
わたしはジョングクさんにとって都合がいいだけ。何浮かれてるの。近付き過ぎちゃ駄目だって思ったでしょ。そう何度も言い聞かせて、なんともないフリしてジョングクさんの事務所にデリバリーしに行った。
でもわたしの決意なんてあっという間に崩れ去ってしまう。ジョングクさんに会って、ジョングクさんの優しさに触れたらその居心地の良さに全て委ねてしまうから。
そしてジョングクさんに可愛い笑顔でお願いされると断れなくて。悲しそうな顔されると自分が悪いことしているように思えて。結局ジョングクさんに振り回されてる自分がいる。しかもそれが嫌だって思ってない。
それにジョングクさんだけじゃないんだ。わたしを惑わすのは。
「あ、Aちゃん久しぶりだね。いつも飲み物ありがとう」
ジョングクさんに負けないぐらい綺麗な笑顔を向けてお礼を言ってくれるのはソクジンさん。年上の包容力というかソクジンさんの空気は温かくて。毎回そうやってその笑顔に包み込まれてしまう。
「久しぶりにAの所のお菓子食べれる〜僕楽しみにしてたんだよね」
いつも選んだ焼き菓子を褒めてくれるのはジミンさん。他の人達だってそう。
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Yuki - ありがとうございます！では、遠慮なく、、、。本当に藍さんの作品に出合えてよかったです！無理せず更新頑張ってください！！！ (2019年1月30日 23時) (
レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» いつもいつもyukiさまの温かいコメントにほっこりしていますので。いくらでもコメントして下さい！嬉しいので有難いです。もうすぐ1章終わりますので引き続きお楽しみください！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。こちらまで読んで頂いて嬉しいです。もしかして、もしかしてです。もうすぐ明らかになりますのでお待ちくださいね。 (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - いえいえ！逆に、コメントしすぎちゃうとダメかなって思って、でも藍さんとお話したくなっちゃって、、、笑笑 お言葉に甘えてこれからは毎日のように送っちゃってもいいですか！！！ウザかったら無視してくれちゃって大丈夫です！更新頑張ってください！ (2019年1月29日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ずっとずっともしかして、と思っていましたが、ヒロインヌナ記憶がないですよね？でもふとした瞬間に体が動いてますね…そろそろ涙が止まらなくなってきました (2019年1月28日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年1月20日 1時
