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毎日のようにジョングクさんの優しさに触れてわたしの感覚が麻痺していたみたいだ。ああやっぱりわたしは1人なんだって実感して悲しくなった。悲しむ感情がまだ残っていたことに驚きだけど。

1週間。ジョングクさんがお店に来なかったのだ。それまで毎日のように来ていたのに。来ない日もあったけれど、その次の日は来てくれて。連続で来ない日はなかった。

最初は戸惑っていた筈なのに。来ない日が続いただけでこんなに気になるなんて。それが1週間続けばジョングクさんを待っていた自分に気付いて、今度はその事実に戸惑う。


「最近ジョングクさん来ませんね〜」


何気なく言った言葉だったのだろう。閉店後のお店の掃除をしていた時にヨリちゃんが呟いた言葉にわたしは何も言えなかった。気にしているって思われるのが嫌で。本当は誰よりもその事実を気にしているくせに。


「Aさん何か聞いてないんですか?」

「聞いてないよ。忙しいんじゃないかな」

「まあ忙しいでしょうけど…Aさんとジョングクさんってあまり連絡取ってないんですね」


きっとこれもあまり深い意味はなかったんだと思う。ヨリちゃんってそういう子だから。でもわたしには「Aさんって付き合い薄いんですね」って言われた気がした。

でもそれも事実だと思うから反論する気も起きないんだけど。そうやって人としっかり付き合おうとしないからこうやってすぐに人間関係は薄れてしまうんだと思う。

でもわたしは怖いんだ。人との繋がりを強くすることが。だって近付けば近付くほど離れていってしまった後はすごく寂しくて辛いから。そういう目に何度も遭ってきたから。家族も大好きだった親友も、みんなみんな最後はわたしから離れてく。

だったら最初から深い繋がりを持たなければいい。後で泣きを見るのはわたしなんだから。そう思ってからは人との関わりを強くすることをしなくなった。

でもジョングクさんはそんなわたしの中にどんどん入ってきて。離れていくわたしを捕まえて放してくれなくて。いつの間にか会えるのを楽しみにしていて一緒にいる時間を楽しいと思うようになって。

ジョングクさんと話すのが嬉しくて、ジョングクさんが教えてくれる新しい世界に喜んでいた。ジョングクさんの隣が居心地がよくて、温かくて。ジョングクさんの優しさに包まれて幸せを感じていた。


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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク
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Yuki - ありがとうございます!では、遠慮なく、、、。本当に藍さんの作品に出合えてよかったです!無理せず更新頑張ってください!!! (2019年1月30日 23時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Yukiさん» いつもいつもyukiさまの温かいコメントにほっこりしていますので。いくらでもコメントして下さい!嬉しいので有難いです。もうすぐ1章終わりますので引き続きお楽しみください! (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。こちらまで読んで頂いて嬉しいです。もしかして、もしかしてです。もうすぐ明らかになりますのでお待ちくださいね。 (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - いえいえ!逆に、コメントしすぎちゃうとダメかなって思って、でも藍さんとお話したくなっちゃって、、、笑笑 お言葉に甘えてこれからは毎日のように送っちゃってもいいですか!!!ウザかったら無視してくれちゃって大丈夫です!更新頑張ってください! (2019年1月29日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ずっとずっともしかして、と思っていましたが、ヒロインヌナ記憶がないですよね?でもふとした瞬間に体が動いてますね…そろそろ涙が止まらなくなってきました (2019年1月28日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年1月20日 1時

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